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triplaの最新の分析データでは、"会員機能"を使用することで、使用しない場合より予約率が150%アップしました。   さらに"ポイント機能"を併用することでプラス40%、さらにチャットボットを併用することでプラス60%、合計で最大250%の予約率がアップしております。   その他にも"お知らせ機能"を使用した効果的な会員機能の使い方など、0円で予約率に差が出る”会員機能”活用のコツをご紹介します。 会員機能とは ・会員機能を使用するとできること ・会員機能の設定方法 会員獲得率・予約率をアップさせるコツ ・"お知らせ機能" で会員特典を効果的にアピール ・"プロモーション機能" で会員価格を設定 ・"ポイント機能"を併用し、予約率 40%アップ ・チャットボットも併用することで、予約率 最大60%アップ ・その他の会員獲得率をアップさせるコツ     "会員機能"とは tripla"会員機能"のポイントは、何といっても登録に1分もかからない会員登録のしやすさです。登録までのハードルを下げることで、会員数アップにつなげます。”会員機能”を使用することで、使用しない場合に比較して予約率が150%向上しております。まずは"会員機能"を設定し、予約率アップを目指しましょう。 "会員機能"を使用するとできること ① ブロンズ、シルバー、ゴールドなど、会員ランクを自由に設定。 ② 複数の会員プログラムの設定。ON/OFFで簡単に切り替えができます。 ③ グループ施設共通の会員プログラムを自由に作成。 ④ 会員になったお客様を画面上で管理。リストをダウンロードしたり、ホテルで登録した会員情報の取り込みも可能です。 ⑤ プロモーション機能を併用し、会員価格を設定できます。通常価格と並べて表示することで、コスト重視のお客様の取り込みを訴求できます。 ⑥ ポイント機能を併用し、会員ポイントを設定できます。リピーター層の獲得を訴求できます。 ⑦ 会員特典(無料レイトチェックアウトや無料客室アップグレードなど)と併せることで、さらなる会員の魅力を訴求できます。     会員機能の設定方法 会員機能の設定方法マニュアルページはこちら          会員獲得率・予約率をアップさせるコツ   1. "お知らせ機能" で会員特典の内容をわかりやすくアピール "会員機能" を作成したら、"お知らせ機能" を使用して、会員特典の認知を上げましょう。"お知らせ機能"とは、検索結果画面や予約内容確認画面などに、ユーザーに対するメッセージを表示できる機能です。ポイントは簡潔・明確さです。効果的なお知らせの見せ方をご紹介します。   文字をアレンジしてメリハリをつける 色を使う、文字サイズを調整するなど、文字にメリハリをつけましょう。色の付け方はこちら   アピールポイントを明確にする 不要な情報はお知らせには記載せず、文字数はできるだけ減らし、アピールポイントを簡潔にまとめましょう。   特典はたくさんあるように見せる 特典を細かく分けたり、特典ごとに改行するなどして、お得感をボリュームアップしましょう。改行の付け方はこちら   モバイル画面での表示も確認する 設定したら、必ずモバイル画面でもプレビューを確認しましょう。   画像を使用して目立たせる 画像データがある場合は、画像を使用すると、お知らせが目に留まりやすくなります。画像の挿入の仕方はこちら   お知らせ機能の設定方法はこちら 設定方法の動画はこちら 文字のアレンジの特集ページはこちら     2. "プロモーション機能"で会員価格を設定 プロモーション機能とは、宿泊予約時に適用できる割引やクーポンなどを設定できる機能です。会員割引を設定し、通常価格と並べて表示することで、コスト重視のお客様の取り込みが訴求できます。※会員価格なしでも、会員機能は使用できます。   プロモーション機能の設定方法はこちら   3. "ポイント機能"を併用し、予約率40%アップ "会員機能"を使うだけでなく、"ポイント機能"を併用することで、予約率が平均40%向上しております。"ポイント機能"とは、宿泊者がポイントを貯めることができるポイントプログラムです。ポイントを附与することで、リピーター層の獲得を訴求できます。   ポイント機能の設定方法はこちら   4. チャットボットも併用することで、予約率60%アップ "会員機能"を使うだけでなく、"チャットボット"を併用することで、予約率が平均60%向上しております。”チャットボット”の[アイコン設定]で、会員登録を促して、会員数アップを目指しましょう。   アイコンの追加方法はこちら   5. その他の会員獲得率をアップさせるコツ    会員割引を一番お得に設定する 全ての宿泊者に適用可能な割引が、会員割引を上回っていると、ユーザー会員登録率を押し下げてしまいます。会員数の増加を目的としている場合は、会員割引を一番お得に設定することがおすすめです。   公式サイトの中に会員登録のボタンを追加する Web制作会社への依頼が必要ですが、可能であれば、公式サイトに会員登録への導線を置くと、会員登録率が向上します。     特集記事「“会員機能” 成功事例 まとめ」はこちら...

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台湾新北市の「ホテルチャムチャム台北(Hotel Cham Cham Taipei 趣淘漫旅 -台北)」。「お問い合わせ対応の自動化」を目的に、トリプラのAIチャットボットを導入ただきました。結果、カスタマーサービス向上にも繋がったという同社に、導入効果をお伺いしました。             ホテルチャムチャム台北(Hotel Cham Cham Taipei 趣淘漫旅 -台北)   広報部 Audrey Liu 柳惠敏 様               Q:「triplaチャットボット」を導入後の効果はいかがでしたか?   ―お客様の回答待ち時間を解消   AIが即時回答するため、電話やメールで回答するまでのお客様の待ち時間を解消できました。これまではメールの返信に時間が掛かることがありましたが、AIチャットボットが導入後は、24時間5言語で世界中のお客様に対応できます。 ※triplaチャットボットは日・英・韓・中簡体・中繁体の5言語に対応     ―お客様満足度が向上   チャットボット導入により人手不足が解消され、ホテルスタッフは、対面の接客や様々な業務改善に専念できるようになりました。 その結果、オンライン・オフライン両方のカスタマーサービスの質が上がり、お客様満足度の向上に繋がったと思います。       Q:「triplaチャットボット」を導入する前の状況はいかがでしたか?   ―お問い合わせが多く困っていました   これまで、電話やメールでお問い合わせが毎日多く寄せられていました。 内容は、「アーリーチェックイン・レイトチェックイン/アウトはできますか?」や「宿泊予約はいつからできますか?」など一部に集中していることが分かりました。 そこで、AIチャットボットが似たようなお問い合わせの自動回答に有効なツールだと知り、導入を決めました。       Q:「triplaチャットボット」の魅力は?   ―選択式と入力式のハイブリッド型   triplaチャットボットは、起動直後に「よくある質問」が5~6個表示されます。 お客様はその中から聞きたいことを選択してすぐに回答が得られますし、ホテル側としても、よくある質問や伝えたい最新情報を予め提示できます。 聞きたいことをテキストで自由に入力することももちろんできるので、お客様は便利だと思います。     ―ホテル業界に特化した高品質AI   日本国内800以上の宿泊施設で使われているtriplaチャットボットは、ホテルによく寄せられる質問に特化したFAQが取り込まれていて高品質だと思います。 FAQの追加・メンテナンスやAIトレーニングをトリプラが行ってくれるのも楽ですね。         【 「ホテルチャムチャム台北(Hotel Cham Cham Taipei 趣淘漫旅 -台北)」のコンセプト・特徴 】   ―自由自在に生活を遊ぼう!アクセス良好な都市型ホテル   シーザーホテルグループが展開する、新北市中心部のスタイリッシュなホテルです。 出張や観光に便利なロケーションにあり、使いやすさは抜群。客室は様々なタイプをご用意しており、お子様連れの家族旅行をサポートするファミリールームやベビーグッズも充実しています。旅の目的に合わせて、いつでもお使いいただけるホテルです。     「ホテルチャムチャム台北(Hotel Cham Cham Taipei 趣淘漫旅 -台北)」 客室     「ホテルチャムチャム台北(Hotel Cham Cham Taipei 趣淘漫旅 -台北)」 ロビー       「ホテルチャムチャム台北(Hotel Cham Cham Taipei 趣淘漫旅 -台北)」の公式サイトを見る     インタビューにご協力ありがとうございました。...

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大分県別府市上人ヶ浜に海浜スパリゾート「AMANE RESORT SEIKAI」と「AMANE RESORT GAHAMA」を運営する、株式会社松秀様。 トリプラの開発力を評価し、更なる期待をお寄せくださる久保様に、トリプラご活用の成果や感想を伺いました。                 【 株式会社 松秀 】   社長室長 久保 雄作様               Q:「triplaホテルブッキング」の導入効果をお聞かせください。   ―コロナ禍でも直販は好調。売上が昨対179%、自社予約の割合は+2.15%に。     「triplaホテルブッキング」を利用開始したのは、コロナ禍の2020年3月からとなります。 宿泊業界にとって変動の大きかった時期ではありますが、トリプラに切替後の1年間で、公式サイト経由の直販の売上が、前年比179%となりました。 また、自社予約比率にも成果が表れていて、2020年6月~2021年5月の売上を占める自社予約の割合が、昨対+2.15%となっています。 この結果には、トリプラでGoToキャンペーンを公式サイト上で販売できたことが寄与しているのではないかと考えています。 トリプラの機能を活用して、様々なプロモーションにすぐに対応することができました。           ―GoToや自治体のキャンペーンを「プロモーション機能」で販売     GoToキャンペーンや、県で予算が付いた割引施策が始まったときに、トリプラならすぐにプロモーションを打てるところが良いです。 他の予約エンジンだと、そのプロモーション向けに専用プランを作る作業が発生し、プランが無限に増えて管理も大変でした。 しかし、トリプラであれば、既存のプランに後から「クーポンコード」で割引をかけることが出来るので、作業量が軽減されます。 AMANE RESORT独自のプロモーションを作るのにももちろん使えるので、これからも様々な条件で「クーポンコード」を発行し、販売していきたいと考えています。       ―会員登録者数が2年で約3倍に増加     会員数は順調に伸びています。トリプラに入れ替えた当時は会員数が3000人くらいでしたが、トリプラ導入から2年で約9000人になりました。 もちろん、会員自体は長くやれば会員数は増えていくというのはありますが、想像していたよりも増えていますね。 これには、会員の宿泊価格を表示できる「会員レート機能」が一役買っていると言えます。AMANE RESORTの価格帯は、国内宿泊施設でいうと中堅です。金額に糸目をつけない方と、プライスを重視して宿を取る方がかなり混ざり合っています。 そんな中でも、マスを取るためにはプロモーションは必要だと思っていて、「会員レート」というのは続けていく予定です。   今後は、アクティブな会員、リピートしてくれる会員を増やしていくことが課題になります。なので、「休眠会員」になっていないかどうかが管理画面上で一目でわかると良いですね。 何か月以内に何回くらいの利用があったかという情報の一覧があると、様々な層に対して違ったアプローチに使えると考えています。           Q:「triplaホテルブッキング」の導入の決め手をお聞かせください。   ―お客様が離脱しないかつ行動分析が出来る設計     これまでの予約エンジンだと、どうしても予約プロセスにおけるお客様の行動を追えませんでした。 トリプラは、ずっとドメインが変わらずにお客様の宿泊予約が進み、ページ離脱が発生しないためお客様の行動の計測が出来ます。流入元、良く見られるページ、離脱する場所などがわかるので改善ができ、お客様に効果的なアプローチが出来ます。         ―Facebook、LINE等のSNSとの連携     顧客分析やマーケティングをしっかり行い、お客様が良く使う外部ツールとのシステム連携にしっかり取り組んでくれるのは、ベンチャーのトリプラならではの良さだと思います。 FacebookやLINEの入力補助で簡単に会員登録ができたり、それらSNSとチャットボットを連携できます。 特に会員登録においては、いつも使っているFacebookやLINEの入力補助で簡単に会員登録ができ、その後ログインしたいときもいちいちIDとPWを打つ必要がないので、お客様にとっては格段に便利になったのではないかと思います。           ―トリプラの開発力とスピード感   「triplaホテルブッキング」はまだ約2年のシステムですが、先に述べたSNS連携開発など、トリプラは色々と開発を進めてくれているイメージがあります。 初めは公式HPに対して手数料を取られるというのがハードルに思えるかもしれませんが、ただ取るんじゃなくて宿泊施設やお客様にとって必要な機能の開発にしっかりと活かしてくれる実感がありますね。 コロナ禍では「未来の宿泊チケット」販売機能が開発され、年間を通して多くのチケットを販売することができました。 品質に関しては、宿泊予約エンジンの中では新規参入の会社なので、初めは安定稼働に不安は若干ありましたが、実際にはシャキシャキ動いてくれて問題はありませんでした。 使い始めてからは、新機能リリースが早くて多いため、バグが出ることもありますが、改善も早い印象です。           Q:今後の展望をお聞かせください。   ―「Google Hotel Ads」やメタサーチに露出したい     直販を伸ばす機能に期待していて、Google Hotel Adsや、Tripadvisorなどのメタサーチにも公式サイトの販売価格を出していきたいと考えています。 公式サイトへ誘導することが重要なので、トリプラのメタサーチ機能を活用してさらに自社予約に繋げていきたいです。         ―DP楽しみ、新機能の開発に期待     トリプラが現在開発中の、DP=ダイナミックパッケージ※の販売機能のリリースを楽しみにしています。※国内外の航空券と宿泊をセットで販売する商品 国内外のLCC含む航空券とセットでお得に販売できるとのことなので、お客様に魅力的なプランを提供できるのではないかと思っています。 県外のお客様や、ゆくゆくは海外からのお客様が、便利に予約できてお越しいただけるようになることを期待しています。           ―シークレットプランや法人向けの販売を実現したい   今後は、会員向けのシークレットプロモーションも試してみたいですね。 また、コロナ禍で「ワーケーション」に力を入れている企業さんとお取り組みができると良いのではないかと思っています。 トリプラには、専用プランとURLを発行して割引予約を行う方法と、法人機能を利用して法人ログイン後に特有の割引やプランを提供する方法があると聞いています。 それらの機能を販売戦略の中でうまく活用し、多彩なプランを幅広いお客様に提供したいと考えています。         【 「AMANE RESORT SEIKAI」のコンセプト・特徴 】   全室海側、露天風呂付き客室   AMANE RESORT SEIKAIでは、ゆったり広々とした「晴の棟」、モダンなデザインと機能性を備えた「海の棟」、最新オープンの「空の棟」と異なる景色が楽しめます。 館内設備は、風情の異なる2つの大浴場と、スパ&エステ、アロマセラピーも。 海を眺め潮騒の音を聞きながら、お好みのリラクゼーションをご堪能ください。       「AMANE RESORT SEIKAI」テラスヴォヤージュからの眺望           「AMANE RESORT SEIKAI」 晴の棟展望離れテラス           「AMANE RESORT SEIKAI」の公式サイトを見る   インタビューにご協力ありがとうございました。...

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台湾新北市の国際観光ホテル「シーザーパークホテル板橋(板橋凱撒大飯店)」。 「人手不足の改善」と「カスタマーサービス向上」を目的にトリプラのAIチャットボットを導入ただきました。国内外のお問い合わせに対応できているという同社に、導入効果をお伺いしました。             シーザーパークホテル板橋(板橋凱撒大飯店)   広報部 マネージャー 王筱瑩         Q:「triplaチャットボットを導入後の効果はいかがでしたか?」   ―電話でのお問い合わせが減りました   チャットで基本的な質問に回答できるようになったため、お問い合わせの数が減っています。現在のチャット利用状況を見ると、ほとんどが台湾語で使われていますが、英語の利用も若干あり、多言語ツールとして効果を発揮しています。         Q:「triplaチャットボット」を導入する前の状況はいかがでしたか?   ―お問い合わせを拾い切れずクレームが発生   2017年の開業以降、ホテルの利用者が増えるにつれて、香港、マカオ、韓国、東南アジア、日本の順に、世界中から寄せられるお問い合わせが増加しました。 それらのメールを見落としてしまうことが多くなり、お客様からのクレームが増えたことに課題を感じていました。 そこで、私たちのホテルは、2019年にtriplaチャットボットを導入しました。           Q:「triplaチャットボットの導入の目的は?   ―人手不足問題の改善   AIチャットボットがあれば、自動的に多言語のお客様からのお問い合わせに回答できるので、人手不足問題を改善できると考えました。       ―カスタマーサービスの向上   私たちは、台湾の国際観光ホテルとして、世界中のお客様にご利用いただいています。 お客様により満足いただき、台湾にお越しの際にリピート利用してもらえるように、カスタマーサービス強化の側面からもトリプラのAIチャットボットを活用しています。         Q:「triplaチャットボット」の魅力は?   ―合理的なコストと分析機能   トリプラチャットボットは、トリプラ側のトレーニングによってAIが成長します。 高品質でありながら、私たちの目的に見合う合理的なコストであると判断しました。 特に、ダッシュボードで顧客分析ができる点を評価しています。 言語別、時間帯別、どのページからチャットボットにアクセスされたか、どの質問が良く参照されているか、といったデータを見られるので、業務に活かすことが出来ます。 また、チャットボットは、まるで代表電話に代わってあらゆるお問い合わせを受けてくれます。電話対応の専属スタッフを常に用意しなくても業務が回るようになりました。       ―トリプラには台湾人スタッフがいて安心   トリプラには台湾人スタッフがいるので、導入準備やテキスト翻訳を安心して任せることができました。 サポートセンターとのやり取りも、言葉の壁を感じることなくスムーズです。           【 「シーザーパークホテル板橋(板橋凱撒大飯店)」のコンセプト・特徴】   台北にアクセス良好な国際観光ホテル 新北市の都市型ビジネスエリアに位置する、国際観光ホテルです。 最高設備の客室をはじめ、平渓ランタンをイメージした装飾の美しいロビー、レストラン、屋上プール、夜景の見えるラウンジバーで、台湾の旅を満喫いただけます。 都市とリゾートが融合した、これまでにないホテルステイ体験を提供します。         「シーザーパークホテル板橋(板橋凱撒大飯店)」 客室           「シーザーパークホテル板橋(板橋凱撒大飯店)」 屋上プール         「シーザーパークホテル板橋(板橋凱撒大飯店)」 エントランスロビー           「シーザーパークホテル板橋(板橋凱撒大飯店)」の公式サイトを見る     インタビューにご協力ありがとうございました。...

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伝統とモダンを融合した大分県由布院の温泉旅館「由布院別邸 樹」を運営する樹ホテルズジャパン株式会社。2021年3月には、同地由布院に「梅園」「東匠庵」二つの旅館を承継・リニューアルオープンします。 2017年頃にインバウンドの受け入れを検討する中で、「サービス向上が見込める」と感じ「triplaチャットボット」を導入いただきました。「大きなホテルだけでなく、小さな旅館こそ早期導入を」と仰る代表取締役 前田様に、トリプラご活用の成果や感想を伺いました。                   樹ホテルズジャパン株式会社   代表取締役 前田 洋様                     Q:「triplaチャットボット」導入の経緯と成果をお聞かせください。   ―チャットボット導入と海外売上が連動しています     「triplaチャットボット」の運用開始に伴い、インバウンドの売上とシェアが急激に高まっていったという実感があります。 当時は、インバウンド観光客の予約は多言語対応の問題があり海外OTA経由で承っていましたが、その海外OTAのシェアが上がってくるタイミングと多言語AIチャットボットを導入したタイミングが見事に重なっていたんですね。これはチャットボットの導入の成果でもあると考えています。 もちろん日本全体のインバウンド観光客数が増えていった背景もありますが、実際には、予約が増えたという事よりも、予約後のキャンセル率が大きく減ったという方が正しいと思います。 多くの旅館で起こっている事ですが、インバウンド予約は、予約数も多いですが、キャンセルも多く発生します。チャットボットの導入は、インバウンド観光客の予約から館内情報など、一連の不安解消につながっており、結果的にキャンセル率が下がり、リードタイムの長いインバウンド観光客の宿泊成約率の歩留まりが上がったとみられます。 お客様が分かる言語で即時に問題解決できると、やはり信頼感が生まれるのだと思います。           ―顧客サービス向上のため「小さな旅館こそ早期に導入を」   小規模のホテル・旅館さんが自分たちだけで、インバウンド観光客との十分なコミュニケーションを図ろうと考えれば、やはり、このシステムを入れることがお客様に対しての一番のサービスだと思います。 チャットボットを使い始めた2017年当時の課題はインバウンド観光客との予約対応でした。日々メールボックスに届く大量のお問合せを、長時間かけて返信しておりましたが、AIチャットボットの導入により、即時、且つ自動で回答できるようになりました。しかも24時間、相手に合わせた言語でお問い合わせ対応を代わってくれる即時性のあるシステムとして大変効果的だと感じています。 どれだけ従業員教育をしたとしても多言語教育は難しく、一方、多言語を使える海外人材を採用したとしても、フロント業務ができるまで旅館のオペレーションを把握してもらうには時間が掛かります。 しかも昼夜を問わず24時間対応できるというのは小規模施設ではあり得ないため、そこはAIチャットボットが最も活躍できるところだと思います。 採用が難しい多言語スタッフを24時間配置するのと同じ機能が生まれているとも言えます。 コスト面からみても、多言語対応ができる人材を24時間配置するとなると在籍人数としては、4-5人は必要です。その人材の採用育成のコストを考えると、AIチャットボットはその1/10程度で済むのではないでしょうか。 また、チャットボットは労力削減の側面で考えられがちですが、私は「顧客サービス」だと捉えています。 お問合せを頂くお客様の電話代のみならず、それにかかる時間もお客様の大切な資産です。スピーディな対応により、不安や不便を解消できる事から、お客様の貴重な資源を損なわないという点で、サービスレベルが上がります。しかも会話履歴も残ります。 当社を含め、多くの小規模施設が直面する人材不足は、今後の人口減少時代において抜本的な改善が見込めない中、こうしたAIチャットボットのような先進的な情報技術は、お客様へのサービス品質の向上、不安や不便を解消するという意味でもとても重要な顧客サービスと考えています。         ―トリプラのトレーニングにより、自施設に特化した回答をAIが吸収   導入後、回答内容についてトリプラの日本語担当オペレーターから電話がかかってくることがありました。それって逆に新しいなと感じました。チャットというデジタルな部分とアナログの融合点ですね。 確認の電話はまったく負担にはならず、それはむしろ良いことだと思っていました。お客様からのやや難解な問いに対して、チャットの裏側でオペレーターと連携し、旅館がこう考えているという内容を、オペレーターを経由して回答できるわけですから、むしろ安心感がありました。 時にはイレギュラーケースや説明しづらい部分もあります。それをある程度こちらの意図をオペレーターに伝え、そして多言語化してゲストに正確に伝えられるので、この体制は大事なアナログさだと思っています。 しかも、一度回答した内容はディープランニングで蓄積されるので、使えば使うほど精度が上がる。 チャットボットを導入したばかりの施設と、当社のように2年以上使っているところだと、その施設に特化した回答内容と深さが圧倒的に違ってきます。だからこそ、少しでも関心がある施設は、早めに「triplaチャットボット」を入れた方が良いと思っています。           ―「宿泊予約連携」をはじめ、ホテル旅館が求めている新機能が続々と追加   「これからはAIとIoTで生産性を上げなければならない」という大きな課題を認識していた頃に、トリプラに出会いました。 当時、そこまで知名度の高くない、ベンチャー企業ではありましたが、だからこそ、大手ではできないことも、改修しながらやっていけるのではないか。特にクラウド型のAI、IOTは、工場機械や置き型の情報端末とは異なり、驚くようなスピードで随時バージョンアップや拡張・拡大でき、ベンチャーに向いているのではないかと思っていました。なので、トリプラで作り始めたばかりのシステムに乗っかってみるのはおもしろいなと思いました。 チャットボットに関して、トリプラは、最初から市場の課題やニーズがよく見えている印象があります。 トリプラにはよく「こういうことできる?」「こういうところって今後予定あるの?」と聞きましたが、その場ですぐに「今度導入検討します」「今後拡張予定です」と言って貰えた。 そして実際に、リリース初期の時点では付いていなかった「宿泊予約連携」の新機能が搭載されました。これはかなり大きなシステム改修だったと思います。 当初は、予約に関する質問の回答に関しては、予約先リンクを貼れるくらいでしたが、新機能によって、チャットボット自体が当社のサイトコントローラーと連携し、チャットボットの中でお客様が便利に予約出来るようになったのは大きいですね。 今では、宿泊予約システムも誕生して、相互にリンクし始めているので、これからもトリプラの新機能には期待しています。 ※現在「triplaチャットボット」は、国内主要サイトコントローラー4社(TLリンカーン、ねっぱん、手間いらず、らく通with)と連携可能             Q:「triplaホテルブッキング」導入の経緯や成果をお聞かせください。   ―コロナ禍であっても自社予約比率が1.19倍に向上   以前の予約システムと比較して、triplaホテルブッキング導入後は、直予約の比率が1.19倍になりました。 予約エンジンの利用を開始したのはコロナ真っ只中の2020年3月で、その直後に緊急事態宣言もあり新型コロナウイルスの影響で宿泊施設が最も打撃を受けた時期でした。 そのため海外OTAや国内OTAも合わせて分母となる宿泊予約件数自体は減っていましたが、その状況でもtriplaホテルブッキング経由で入る自社予約件数は落ちていません。それどころか、自社予約比率は向上しています。 先になるかもしれませんが、インバウンドも含め国内外の旅行者が戻ってきたときに、ますます効果を発揮してくれるのではないかと期待しています。         ―言語の壁を超え、海外のお客様にも意図を伝えたかった     導入の理由としては、外国人の直予約比率が一定数確保できるのではないかと思ったのがまず一つですね。 私たちが自社HPに置く予約システムを外国人が使おうとすると、他社の予約システムですと日本語のみもしくは機械で強制的に翻訳されたテキストが出る場合が多いです。 それでは外国人は使いづらいし、こちらの意図も正確に伝わらない。 それを解消できるのは多言語対応されている海外OTAになるので、実は、多くの旅館はわざと海外予約を海外OTAに流す傾向があります。旅館側としても外国語対応は大変なので、海外OTAに誘導しているケースが多いです。また、当然その分、手数料も高くなります。 多言語対応の問題を解消する予約システムとして、トリプラは大変有用です。標準料金の中で、トリプラのネイティブスタッフにより英語・中国簡体字・中国繁体字・韓国語に翻訳された予約システムが使えます。 こちらの意図を外国人に正確にわかり易く伝えるといった意味で、これもつまりは顧客サービスだと考えていますね。         ―トリプラの予約画面の魅力は、海外で主流なシンプルなUI   当社が考える今後の成長シナリオとして、グローバルに展開していくという大きな柱がありましたので、外国人にやさしいUIが必要だと考えてトリプラを選びました。 海外のお客様に予約しやすいと思っていただくためには、UI(ユーザーインターフェイス)、つまりお客様から見たときのシンプルな予約画面が重要になります。 傾向として国内OTAでは写真はもちろんですが、テキスト部分でのキャッチコピーやプラン説明の内容が大事とされていますが、一方で大手海外予約サイトでは写真が大きめ+整理された文言に必要最低限の商品説明という共通した特徴が見受けられます。 トリプラの予約画面を見たときに、まるで海外予約サイトのようにUIがとてもシンプルで、そこも既にインバンドマーケットに対して、最適化されていると感じました。 また、国内向けのプラン説明は抽象的な表現で説明を書く傾向があります。それが自動翻訳されたときに、海外のお客様から見た宿泊プランの殆どは訳がわからなくなってしまう。トリプラであれば、必要最低限の情報内容が多言語で整備される。 さらに、予約や検索画面に複雑なところはなく、これであれば国内外のお客様にとって使いやすい。かつ、宿の伝えたいことが、シンプルにきちんと多言語化されて伝わると思いました。             Q: 有効活用できている機能を教えてください。   ―「未来の宿泊チケット」の開発スピードの速さには驚きました   コロナ始まってすぐに、お客様に前払いで購入いただける「未来の宿泊チケット」の販売機能が実装されましたが、その開発スピードには驚きました。 コロナの流行・緊急事態宣言に伴い、急激に当時資金繰りに行き詰りそうになっていた頃、このサービスが突然実装されるという連絡を受けました。「今はコロナで旅行は控えたいが、もし近い未来にコロナが落ち着いたら旅行に行きたい。しかも少しお得に。」というニーズと相まって、実際に多くのお客様が未来宿泊券を購入して頂けました。 施設側にとっても、事前購入型ですので、資金繰りの面からも、コロナ流行下の厳しい状況を助けて頂いたという気持ちがあります。 ※その後、よりお客様にメリットの高いGoToキャンペーンが始まったため未来の宿泊チケットの販売は控えています。 また、未来の宿泊チケットの凄いところは、双方にとって手間がかからずに運用できることですね。従来から宿泊券の販売は行っておりましたが、従来型のアナログな宿泊券販売手法は、お客様にとっても宿にとっても手間が多くありました。お祝いや会社のゴルフ景品用途など、買っていただく場合もありましたが、チケットを作成し、郵送し、振込を確認し、空き状況を電話で確認するなど、相互に負担があったのではないかと。 そのプレゼント用途を、全てオンラインで解決していくシステムだったので非常に良いですね。 自分たちがお客様に対して事前に直販をする。更にその宿泊券を別の人に利用してもらうとか、プレゼントすることも可能です。GoTo以降、これが主戦場に戻ってくるのではないかと期待しています。 使っていておもしろいですし、今後も活用の仕方があるのではないかと思っています。         ―「Google Hotel Ads」で自社をベストレートで露出したい   Googleホテル広告連携も、おもしろくてかつ重要な仕組みですね。 直予約を増やすために、他社よりも価格面やわかりやすいプラン紹介など良い感じでWeb上に露出していく必要があります。 トリプラは、OTAの価格比較のベストレート機能がついていますし、さらに今後GoToで35%割引後の料金も出せるようになってくるので、確実にベストレートが出せるようになると聞いています。 3月下旬開業予定の、当社グループ「由布院 東匠庵」では、自社販売を主要な柱の一つと考えておりますので、Google Hotel Adsも運用開始する予定で準備を進めています。           Q:今後の展望をお聞かせください。     triplaホテルブッキングのオプション機能を活用して別注料理などの販売を行っていきます。 客室での高級仕出し料理をプラン展開の一つとして行っている「由布院 梅園」では、オプション販売機能がより重要になっていきますね。 当社グループで3月リニューアルオープンの「由布院 梅園」では、提携している「仕出し屋わさび」さんの仕出し会席を1泊素泊まりプランのオプションで販売しています。コロナ流行下において、客室で楽しめる仕出し料理はニーズが高く、「東匠庵」でも提供していく予定ですので、triplaホテルブッキング上でオプション販売を組めるようにしていきます。 小規模・多施設を主軸とした当社のグループ展開において、AI・IT・IOTを主軸としたトリプラのサービスは、生産性の向上を図る上でマストになっていきます。 運営施設が増えたことで、今後は、グループ会員が需要になってきます。直予約が増えるのはとてもありがたいことなので、会員登録してもらってお客様との関係性を築いていきたいと考えています。 両サービスの親和性でいうと、CBの会員登録機能など最近さらに連携強化されている。 これまでも数々の新機能を実装してくれたトリプラに、今後も期待しています。           【 「由布院別邸 樹」のコンセプト・特徴】   由布岳の麓、くつろぎの離れ宿   雄大な由布岳の麓、由布院の街に、それぞれに趣向を凝らした13棟14部屋の離れ宿を構えています。地産池消にこだわり、旬の食材を使用した新しい由布院料理が堪能できるレストランも併設。ゆっくりと非日常をお楽しみいただけます。 また、樹ホテルズジャパンでは大分県由布院に複数の温泉旅館を展開。2021年3月には、名苑と名水の宿「梅園」がリニューアルオープンし、トリプラサービスを導入予定です。   「由布院別邸 樹」 客室露天風呂           「由布院別邸 樹」 客室             「由布院別邸 樹」の公式サイトを見る     インタビューにご協力いただきありがとうございました。...

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国内外で4ブランド合計58店舗(2021年1月末現在、開業準備中も含む)を運営する「相鉄ホテルマネジメント」様。2017年頃よりICT(情報通信技術)の活用を本格的に推進し、お客様の利便性向上に取り組んでいます。 「相鉄フレッサイン 日本橋茅場町」にて「triplaチャットボット」を1年間運用した後、SOTETSU HOTELSの47店舗に導入を拡大いただいた同社に、チャットボットのご感想や導入効果を伺いました。                    株式会社相鉄ホテルマネジメント          運営本部 運営部 次長        楢山 美鈴様(写真中央)      運営本部 運営部 係長        三須 裕章様(写真右)      運営本部 マーケティング部 課長   水沼 美欧様(写真左) 相鉄フレッサイン 東京錦糸町 支配人 塚本 竜大様    相鉄フレッサイン 東京六本木 支配人  高坂 賢太郎様                  Q:「triplaチャットボット」の導入効果はいかがでしょうか。   ―お客様に時間を気にせず問い合わせいただけるようになった   1年先行して導入、運用を開始した「相鉄フレッサイン 日本橋茅場町」の振り返りを見て、24時頃が一番問い合わせのピークであることが視覚的にわかるようになりました。 お客様は日中忙しく、問い合わせする時間が取れないのだと思います。ホテル側といたしましては、24時間問い合わせをいただいてももちろん構わないのですが、もしかすると深夜の時間帯の問い合わせは、お客様が遠慮されているのかもしれません。 そこで、24時間即時回答できるチャットボットがあることで、お客様が好きな時間に簡単にお問い合わせしやすく、便利に感じていただいているのであれば、導入してよかったと思います。 チャットボットのAI回答率が上がっており、さらにチャットボットの利用件数が導入当初よりも伸びているので、お客様のお問い合わせのニーズに応えられているのではないかと考えています。 ホテル側も夜はスタッフの人数が限られるので、チャットボットで対応できるのはありがたいですね。             【「相鉄フレッサイン 日本橋茅場町」の先行導入ご担当者様のお声】         相鉄フレッサイン 東京錦糸町 支配人  塚本 竜大様(写真左)  相鉄フレッサイン 東京六本木 支配人   高坂 賢太郎様(写真右)    ※日本橋茅場町にて、2019 年6月から先行導入いただきました。         ―海外のお客様への対応が課題   店舗としては、海外のお客様への対応に時間が掛かるのを何とかしたいという課題がありました。タビマエとタビナカでお客様がスムーズに疑問を解消できるようにしたいというのがスタートです。 日本橋茅場町では当時、毎日外国人のお客様から沢山のお問い合わせをいただいていました。「空港からのアクセス」などWebサイトに載せている内容の質問でも、1件1件メールで返信するので時間が掛かっていましたが、そこが自動化されれば、スタッフの手が空き、他の業務に当たれるのではないかと考えました。       ―数値的な効果と、お客様の隠れたニーズを発掘   チャットボット導入の成果としては、店舗全体で見たお問い合わせメールの総数が減ったことが挙げられます。元々多かった「荷物の取り扱い」「チェックイン・チェックアウト時刻」などの簡単なお問い合わせが減り、スタッフの対応時間と労力の削減に繋がったと感じています。 そして何より、お客様の声を拾い、隠れたニーズに対応することはできたのではないかと考えています。 チャットボット設置後、駐車場に関する質問が多いことがわかり、画像も付けて誘導するようにしましたが、実は私たちとしては「元々そんなに駐車場の問い合わせが多かっただろうか?」という感覚でした。 しかし、チャットボットを設置するとよく使われる質問の上位に来ることが視覚的にわかり、これだけ聞かれるのであれば「隠れたニーズ」だったと言えるのではないかと思います。 チャットボット導入前は、お客様がご自分で調べたり、外部駐車場を探されたのかもしれません。 その情報をチャットボットで提示できるようになったので、お客様の疑問を解消したいというニーズに応えられ、CS向上にも繋がったのではないかと考えています。     もっとポジティブに考えると、予約を取ろうと迷っているお客様が、知りたい情報を電話で聞くのは面倒だと感じて、Webサイトがより充実している他のホテルを予約してしまうような状況もあったのかもしれませんので、一つ一つの予約を取り逃さないという効果もあるのではないかと思います。 今後さらに予約の増加に繋がっていくことを期待しています。 外国人のお客様がいらっしゃった時に、フロントにお越しいただかなくても簡単に疑問が解消できるよう、チャットボットのQRコードを館内に設置するなど、活用の余地や伸びしろはまだまだあるのではないかと思います。               ―お問い合わせ内容が可視化でき、社内ディスカッションの材料になる   電話での問い合わせ対応のみだと「何となくこのような質問が多いような気がする」といった、感覚に頼った分析になってしまうのですが、チャットボットを導入することにより、お客様からの問い合わせのデータが蓄積されるようになり、様々な情報が可視化できているので、傾向を正確に把握することができるようになりました。 そこから、「こんな回答を追加した方が良い」とか、「予約につなげるためにリンクを貼り付けてはどうか」といったディスカッションに発展させることができます。 また、トリプラの担当者の方からアドバイスをいただくこともあり、「triplaチャットボット」で収集できたデータを、今後もお客様満足度向上のために有効活用していくことができると実感しています。        運営部 係長 三須様         Q: 「triplaチャットボット」導入前の課題をお聞かせください。   ―お客様利便性向上、業務削減、回答精度の統一を目指して   ホテルでは問い合わせを受けると他の業務がストップしてしまうという課題がありましたので、問い合わせ業務はチャットボットで代用し、スタッフの業務負担を削減したいと考えました。 特に、深夜の時間帯はスタッフの数も絞っているので、24時間のチャットボットが入っていれば、お客様の利便性が向上すると思いました。   また、フロントのパートナースタッフは、時間帯によって入れ替わるので、担当者が違っても回答は均一化できることが理想です。 チャットボットを導入したことで同じような質問が多いという傾向が視覚的にわかりました。いつも同じ回答ができるというのはチャットボットの強みだと思っています。                 Q: 「triplaチャットボット」導入の決め手をお聞かせください。   ―導入時のサポート体制が充実していたこと   導入時のサポートをしてもらえるというのが大きかったです。トリプラが全店舗分のFAQを用意してくれて、私たちはそれを精査して追加修正するのみでした。 「triplaチャットボット」は800以上の施設に導入されていて豊富なFAQデータが蓄積されていると思いますが、ホテル旅館を混合したすべてのFAQが届くのではなく、私たちの各店舗に特化したFAQのみで構成されていました。 担当としては要らない情報がたくさん入っていると管理がしづらくなりますが、トリプラは店舗に即したFAQのみなのでその点の負担は少なく、導入がしやすかったです。 FAQの作成もとても迅速にご対応いただけたので驚きました。   また、チャットボットをWebサイトに設置するときの作業もとても簡単でした。 Webサイトに設置するためにはタグを1行埋める必要がありますが、その作業自体は1店舗につき5分あればできる感覚です。 そうした設置・導入のしやすさも含めて、利用しやすいシステムなのではないかと感じています。         ―標準で5言語対応、追加料金なし   また、5言語(日本語・英語・簡体字・繁体字・韓国語)に対応してくれるのもありがたいです。それを無償で翻訳いただけるので手間いらずです。 費用面においても、トリプラは5言語が基本料金で利用できるので、コストが抑えられてよいと思います。         ―導入側に寄り添う姿勢が見えた導入前   導入で一番大変だったのは、やはり全店舗分のFAQ準備でした。FAQ作成自体はトリプラ側が行ってくれますが、同時に導入する店舗数が約50店舗と多かったため、その確認や現場のスケジュールを揃えることがなかなか難しかったです。 ですが、トリプラにも修正などの即時対応やスケジュール調整に協力いただいたこともあり、一度に導入することが出来ました。   また、triplaチャットボットの多店舗導入前に、複数社のチャットボットのトライアルを行いましたが、きめ細かいフォローや一斉導入の条件を実現できるというトリプラに決めました。トリプラは一緒に創り上げてくれたと感じています。       左:運営部 次長 楢山様、右:運営部 係長 三須様         Q:今後の展望やトリプラに期待することをお聞かせください。   ―お客様の利便性向上と安心してお使いいただけるホテルを目指して   相鉄ホテルマネジメントでは、コロナ禍になる以前の2017年頃から、ICTの取り組みに力を入れています。自動チェックイン・チェックアウト端末を導入し、人と接することなくスマートにチェックインができる仕組みを全店に向けて展開しているところですが、コロナ禍でますますその需要は高まってくると思います。 フロントを介さずともスムーズなチェックイン・チェックアウトができ、滞在中の問い合わせもQRコードなどからチャットボットの利用へつながれば、今の時代、お客様にとって時短となり、ホテルを安心してご利用いただけるのではないかと考えております。         ―予約動線の強化など更なる利便性向上へ   店舗との調整が必要なため、まだすべての機能は活用できていない部分があります。 今は問い合わせに対する回答機能のみになっていますが、今後は予約に繋げる動線の強化や、レストラン予約の機能を利用するような整備を出来たら良いと思っています。 まずは「どうしたらお客様の利便性が上がるか」を一番に考え、その結果として、私たちホテル側の提供したいサービスが届くと嬉しいです。         ―海外展開にあたりお客様の母国語を入れられると嬉しい   相鉄ホテルマネジメントでは、海外の店舗として韓国ソウルで3店舗運営しているほか、ベトナムにおいても出店を予定しています。 英語が通じる国もありますが、やはり母国語が入っているとお客様は安心できるのではないかと考えていますので、その国の母国語で対応できると嬉しいですね。       マーケティング部 課長 水沼様         【SOTETSU HOTELSのコンセプト・特徴】   ICT(情報通信技術)を活用してお客様の利便性向上を追求した「相鉄フレッサイン」をはじめ4つのホテルブランドを運営しています。公式サイト上の「triplaチャットボット」に加えて、朝食会場の混雑具合やランドリーの使用状況等が客室にいながらわかる客室VODなどを導入、また、SOTETSU HOTELSの会員になることで、QRコード認証による自動チェックインチェックアウト機でのチェックイン・チェックアウトがスムーズにできるなど、お客様に便利にお使いいただけるホテルを目指しています。       「相鉄フレッサイン 東京錦糸町」外観       「相鉄フレッサイン 横浜駅東口」ロビー               SOTETSU HOTELSのホテル一覧を見る       インタビューにご協力いただきありがとうございました。...

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箱根強羅で愛犬と過ごせる旅館「グアムドッグホテルズ  箱根強羅グアムドッグ本店」様。最新で使いやすい予約システムを自らリサーチし、「triplaホテルブッキング」を導入いただいた後田支配人に、トリプラ導入の決め手やメリット、グアムドッグホテルズのコンセプトや想いを伺いました。             グアムドッグホテルズ 箱根強羅グアムドッグ本店   支配人 後田 慎吾様             Q:「triplaホテルブッキング」の導入効果をお聞かせください     ―「予約操作方法がわからない」という電話が無くなった   トリプラ導入までに、3社の予約システムを利用してきました。以前利用していたシステムだと操作が複雑で、お客様がどう予約を進めて良いかがわかりづらく、予約途中のお客様から電話がかかってきて結局宿が代理で入力を行うようなことがありました。 しかし、「triplaホテルブッキング」は、洗練されていてお客様にとって使いやすいシステムであるため、トリプラにしてからは予約方法に関するお電話は無くなりましたね。 うちは元々自社予約比率が80%以上で、トリプラ導入後もその比率は維持しています。その点からも、トリプラではお客様が自らスムーズに予約を完了することができていると言えると思います。   小さな宿は、少しでもシステム化できるところはシステム化したいという思いがあります。そうでないと宿全体のサービスを充実させられないし、システムを入れたことで問い合わせが増えてしまっては本末転倒です。 そうして省いた時間をサービスにあてたい。機械でできるところはシステムにやらせて精度を上げたい。そのシステムの部分にお金をかけるのは、人件費に比べると微々たるものと考えています。 一方で、直にお客様に触れるものを手厚くしないと感動は生まれない。 「triplaホテルブッキング」と「triplaチャットボット」の導入により、接客やサービス面に掛ける時間と余裕が生まれたように感じていますね。         ―「クーポン機能」はお客様にとってのメリットが大きい   今は一時停止していますが、GoToキャンペーンのときに35%オフで自社サイト上で直販できるのは大きいですね。割引後の価格で販売できるので、お客様にとっては、後から他サイトでクーポンを取得する必要もなく決済まで完了し、とてもわかりやすいと思います。 また、goto停止発表後、すぐに新しいプランを登録・販売することができました。今だと「ワンコと一緒にワーケーション」のプランですね。引き続き、GoToキャンペーンの動向を見て、「triplホテルブッキング」で柔軟に対応していきたいと考えています。           Q: 「triplaホテルブッキング」導入前の課題をお聞かせください   ―「直販で来るお客様を増やしたい」という開業当初の課題   宿を開業してまずは、お客様を集めるためにOTAで販売を始めました。トリプラより前に使っていた予約エンジンとOTAの相性が良かったので一緒に使い始めましたが、OTAだと競合が多いですし、やはりコンセプトを表現できないように感じていました。 グアムドッグには「愛犬を人間と何ら変わらない家族の一員ととらえ、愛犬と一緒に同じ時間を過ごしてもらいたい」という、うちのコンセプトが気に入ってくるお客様に来てもらいたいという想いがあったんです。   また、従来のシステムだと予約手順がお客様にとって分かりづらいのではないかと感じていました。 初めにプランを選ぶ→自分の情報を入れる→次に進んでもまた様々な項目を聞いてくる。しかも間違えてしまったりページ遷移後に戻ると情報が全部消える。だからお客様が途中で諦めてしまっても無理はないと思っていました。 そこで、宿のコンセプトを表現できてかつお客様が使いやすい予約エンジンを探していました。         ―温泉地ならではのハード面の問題。クラウド型を探していた。   もう一つ、ハード面の問題がありました。他社エンジンはまだ完全なクラウド型ではなく、オンプレミスです。 しかし、温泉宿では、硫黄の影響でPCがしょっちゅう壊れてしまうんですね。 基盤とマザーボードが壊れて突然電源つかなくなることがあります。なので怖くてソフトは入れられずOSのみ、データは全部クラウドに上げたいというのがありました。 この問題は、トリプラの業界初のクラウド型宿泊予約エンジンで解決できると思いました。         ―分かりやすいサポートが欲しかった   最後に、サポートとのやり取りですね。歴代システムだと、返答を受け取るのに日数がかかったり、返事はすぐに貰えるもののシステム自体がなかなか複雑で。あと大手向けに作られていたり考え方が古かったりしました。説明でいただく用語自体も難しく、やり取りが大変でしたね。 その点トリプラは、対応も早く、わかりやすい言葉で説明してくれました。さらに、大手ホテルだけでなく、私たち旅館の声も聞き入れてくれる会社だと感じました。           Q: 「triplaホテルブッキング」導入の決め手は何でしょうか? ―「見た目が洗練されている」というのが一番   トリプラの画面を見たときに「洗練されている」と感じたのが第一印象であり、一番の決め手でした。「最短4STEPで予約完了」というコピーにも惹かれましたね。 お客様にとって、大きな写真付きで宿のプランが分かりやすくて、予約動線も良い。どこに何を入力すればよいかがわかり易く、外部サイトに飛ぶことが無い。 クレジットカード決済もトリプラのドメインの中で出来ますし、これであればお客様が途中で離脱しないのではないかと思いました。 また、ハード側の負担が少なくなるところも、最新型のシステムだと感じました。       ―クレジットカード決済に切り替えるメリットが多数   コロナが流行り始めたのもあり、現地決済をなくしてカード決済のみにしたいと考えていました。クレジットカード事前決済は、キャンセル料未徴収のリスク回避になります。さらに、当館のコンセプトに共感して必ず泊まりたいと思ってくださるお客様が予約してくださることも双方にとってのメリットです。 時代的にもキャッシュレス化が進んでいますし、旅行に現金を持ち歩くのはリスクです。年末年始に家族連れでお越し頂くときに、何十万円というのをご用意いただいてお持ちいただくのは、受け取る側としても申し訳ないんですね。 宿に来る前に決済まで全て簡単に終わっていて、チェックインやチェックアウトは気持ちよくスムーズに行いたいというのがありました。   以前使っていた予約システムだと、大手オンライン決済システムには対応していましたが、まだまだ日本では普及していないんですよね。お客様にアカウントを作っていただく必要があり、それは一つ大きなハードルでした。 しかし、トリプラであれば、カード情報の登録は必要ですがその決済画面が宿の公式HP上にある。画面が遷移してお客様が不安になったり、余計な手間がかかることはありません。 さらに、カード決済手数料が1.8%というのも、小さな宿にとっては非常に魅力的ですね。   今後、コロナの影響もあり、フロントで現金をやり取りする必要のない「非接触」の動きがさらに加速していくと考えます。カード決済対応を考えているお宿にとって、トリプラにするメリットは大きいと思います。         Q:「triplaチャットボット」を導入いただいた経緯をお聞かせください   ―チャットボットは公式HPの「ナビゲーター」   これまでもチャットボットは使っていましたが、フローチャート式のものでした。 グアムドッグでは公式HPにかなり力を入れていて、その分情報量が多くなっています。そこでフローチャート式だと、うちの深い階層まで作りこんでいるHP上では、知りたい情報に辿り着くまでにお客様に時間が掛かっていたと思います。 そこで、フリーワード式のチャットボットが入ると知りたい情報へのアクセスが楽になるのではないかと考え、triplaチャットボット導入を決めました。   充実しているHPがあるので情報をお届けしたいですし、その際少ないスタッフでやっているので、人の手を使わずに精度の高い回答を提供したい。そこで、気軽に使えるチャットボットがナビゲーターの役割を果たしてくれると良いですね。 今回はIT補助金を活用してチャットボット入れたんですが、その申請周りもトリプラがサポートしてくれて助かりました。         ―スマートフォンで公式HPを快適に利用いただくために   うちの公式HPは、特にスマートフォンからはまだまだ見づらいと思っています。そこで、さりげなくチャットボットのアイコンがあり、質問ができて、行きたい階層まですぐにジャンプできるとお客様にとって利便性が上がると思います。   また、gotoが終わった後のことも考えないといけないと思っています。特に、スマホでいかにスムーズに予約できるかが課題だと考えていて、チャットボットを入れて予約取れるようにしたり、本当に泊まりたい人が知りたい情報を得られるようにと考え、チャットボットの強化にも乗り出しました。 犬種・大きさ・頭数など、ワンちゃんに関する情報を聞かれることが多かったので、その回答精度を強化することと、チャットボットのアイコンも機械的ではなく、うちのHPのコンセプトである「グアム君が答えているかのように」とカスタマイズしていきたいですね。         Q:今後の展望をお聞かせください     ―オプション販売に力を入れたい   今は、部屋数をたくさん取ると密になってしまうからできません。稼働率よりも単価、つまりお客様にとっての付加価値を上げていく必要があります。そこで、今年は2部屋を1部屋に改造する工事を予定しています。3部屋にして全室スイートにする予定です。 単価を上げるという点で、triplaホテルブッキングのオプション販売機能も使っていきたいと考えていますね。 うちのレストランでは、シャンパンやワインをご用意しているので、お好きな銘柄を事前に購入いただけると、私たちもお客様を万全の状態でお迎えできると考えています。         ―時代に対応した宿にしていきたい   グアムドッグでは、ワーケーションプランの販売を開始しました。ワンちゃんと一緒に泊まれて、ドッグランをしながら仕事もできる。そんな時間を過ごしていただきたいですね。 そのために、各部屋に有線LANを引き込んでアクセスポイントを設置するなど、設備工事を完了しました。 そのワーケーションプランを、トリプラのエンジンで大きな画像とともにわかり易く販売し、ワンちゃん好きのお客様にお越しいただければと考えています。 また、お客様の利便性が上がる最新システムは今後も導入していきたいと考えています。 そうすることで、ワンちゃんの宿というコンセプトに加えて、更なるブランディング強化を続けていきたいですね。         【 箱根強羅 グアムドッグのコンセプト・特徴】 ―愛犬と過ごす大人だけのにごり湯料理宿- ドッグラン、ワンちゃん専用温泉など、大切な家族である愛犬と一緒に泊まれる設備を備えた温泉宿です。お部屋はもちろん、お食事もお風呂も愛犬と一緒にお過ごしいただくことができ、箱根強羅での家族の想い出作りを最大限サポートしています。 「愛犬の幸せのためなら何も惜しまない。それがオーナー様の幸せの糧だから。そんな想いを形にするお手伝いをさせていただきます。」(後田支配人)     「ワンコと一緒にワーケーション」プラン客室         足湯併設のドッグラン         箱根強羅グアムドッグのホームページを見る       インタビューにご協力ありがとうございました。...

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「triplaチャットボット」は、企業の公式Webサイトはもちろん、公式LINEアカウントやFacebook Messengerとの連携、スマートフォンアプリへの導入が可能です。 東京駅のエキナカ・エキソトの商業施設を運営する「株式会社鉄道会館」様は、お客様との接点を様々なページやツールに設けています。 「お客様のお問い合わせに迅速に回答したい」という想いから「triplaチャットボット」を各箇所に導入いただいた同社に、導入理由や効果を伺いました。                 ※2021年1月時点 鉄道会館 営業本部 サービス品質推進部 井坂 太郎様 (写真右)   鉄道会館 営業本部 マーケット戦略部 マーケット開発グループ 髙橋 知輝様 (写真中央)   鉄道会館 営業本部 販促メディア部 松井 沙耶香様(写真左)           「triplaチャットボット」設置箇所 ■東京駅ご案内スマートフォンアプリ「東京ステーションナビ」 ■商業施設「グランスタ」公式ホームページ ■「グランスタ」Facebook messenger           Q: 「triplaチャットボット」の導入効果はいかがでしょうか     ―担当者は緊急度の高いお問い合わせに専念できるように   チャットボットを導入する以前は、グランスタのお問い合わせフォームには、回答の優先順位が異なる多くの質問が寄せられていました。 例えば、クレーム対応と営業時間ではトピックスの重さが違います。クレームにはすぐに対応しなければならない一方で、やはり明日来てくださる予定のお客様にも前日夜ではなくなるべく早めにご回答したい。 こうした状況で、営業時間のようなHPに載っている質問に対してはAIが自動回答を行うことで、担当者は緊急性の高いものや難しいお問い合わせに優先的に対応することができるようになりました。 昨年だと、10月上旬の「GoToトラベルの地域共通クーポンはどこで使えますか?」「電子クーポンは使えますか?」といった質問や、例年クリスマスから年末年始にかけての繁忙期などに多い「いつ行くけど開いていますか?」といった営業時間のお問い合わせに対し、担当者が膨大な時間を割かなくともチャットボットで即時回答できたのではないかと感じています。       ―どのページを見ているお客様にも重要な情報をお伝えできる   グランスタのHPを訪れる人の中には、トップページに来る人もいれば、気になるお店の名前を検索して直接店舗ページに飛ぶ人もいます。 そして店舗ページに直接飛ぶ人は、グランスタ東京という施設全体の営業時間変更ページは見ない可能性があります。 そこでtriplaチャットボットがあれば、トップページだけでなくどのページにもポップアップ(任意のアイコン画像とメッセージ)が出てくれるので有難いですね。 公式HPのどのページを訪れたお客様にも、こちらが設定した大事な情報をお伝えできるのではないかと思っています。 また、せっかくHPが充実しているので、知りたい情報を探す手間を削減して適切なページに行ってもらいたいという想いがあります。チャットボットがあれば、HPに載っているような簡単な疑問を解消できる。「すべてのお客様に等しく施設を使って満足いただく」というポイントにおいても、非常にCSへの貢献になっていると思います。         Q:「triplaチャットボット」導入前の課題をお聞かせください   東京駅の利用者にとって「自分が今どこを歩いているのか」「行きたいお店がどこにあるのか」がわかりづらい、という課題がありました。 そこで、鉄道会館は2020年8月にスマートフォンアプリ「東京ステーションナビ」の本格運用を開始しました。東京駅については何でもわかるアプリへと進化させるため、東京ステーションナビの中に「triplaチャットボット」を導入しました。 同時期に、利用者にとってより分かり易くすることを目的に「グランスタ」の公式HPのリニューアルを検討していました。 その際、お問い合わせフォームから寄せられるメールの数が多く、担当者の負担になっている点を解消したいと考えました。また、お問い合わせフォームに連絡を頂いてから、一つ一つを手で返信するとどうしてもお返事に時間が掛かることもありましたが、東京駅でお困りのお客様はすぐに回答が欲しいだろうという課題もありました。これらをHPの中で解決・改善したく、公式HPにもチャットボットの導入を決めました。 「グランスタ東京」のFacebook Messengerの対応においても、同じく即時性と言語の課題があったためそれらを5言語対応のAIチャットボットで解決したいと考えました。             Q: Facebook Messenger連携の経緯と効果をお聞かせください   グランスタ東京が運営する公式Facebook の「Facebook Messenger」にも、triplaチャットボットを導入し、寄せられるメッセージ(お問い合わせ)に対する回答の自動化を実現しました。 Facebook Messengerの方には、数は多くはないものの、外国語でお問い合わせをいただくことがありました。お客様はチャット感覚で送ってくるのに対して、外国語を調べながらの対応になるためどうしても時間が掛かってしまっていました。 このような、お問い合わせが来たときにすぐに回答したいという課題をチャットボットで解決したいと考えました。 triplaチャットボットとFacebook Messengerを連携したことで、曜日や時間を問わずAIが5言語で即時回答できるようになり、担当者の負荷が軽減されています。           Q:「triplaチャットボット」導入の決め手をお聞かせください   お問い合わせの中には、鉄道会館が運営する商業施設の質問だけでなく、鉄道関係や駅構内に関する質問も来ていました。それらに幅広く回答できるAIエンジンを持っているのが「triplaチャットボット」だと思い導入を決めました。 また、ランニングコストが比較的安価であり、コストパフォーマンスの良さを感じました。       左:販促メディア部 松井様、右、マーケット戦略部マーケット開発グループ 髙橋様               Q: 今後の展望をお聞かせください     ―お問い合わせを分析してHP設計に活用したい   まず、AIに寄せられる質問=お客様が潜在的に必要と感じていた情報と捉えていて、質問の種類や属性や内容を分析して、マーケティングに役立てていきたいと考えています。 お問い合わせフォームに入れるのが面倒なお客様でも、チャットボットなら気軽に質問ができるようになりましたので、以前よりも簡単に疑問を解消できているのではないかと思います。 それでもフォームに届く質問というのは、HPに載っていないか、見ても分かりづらかった内容ということだと思うので改善していきたいと思います。         ―HP上で重要情報の伝達と販促を同時並行できるのではないか   例えばクリスマス時期には、私たちはクリスマス商品の打ち出しを強化したいですが、その時期にHPを訪れるお客様の中には、「年末年始に行くけど営業時間は変わるのか?」という先の予定を調べる目的としている方も多くいらっしゃいます。 そこで、目立つHP上のバナーのスペースとチャットボットのアイコンメッセージを併用できるようになったのは大きいですね。 これまでは、お客様にとって必要な情報とこちらから打ち出したい販促の両方の情報をHPトップのお客様の目に付く場所に載せることは不可能でした。しかし、例えば「GoToキャンペーン対応」や「営業時間の変更のお知らせ」などシステマチックな情報はチャットボットのアイコンメッセージに。季節ごとに打ち出したいフェアやキャンペーンの情報はHPのバナーにという使い分けができるようになりました。 今までシステマチックな情報を載せるために打ち出しをあきらめていた情報も載せられることになったので、今後も工夫して活用していきたいです。         ―インバウンド対応にも期待   また、インバウンドが戻ってきた後にも、チャットボットは多言語で活躍すると思います。お問い合わせフォームでもFacebook Messengerでも、外国語で返答するのはやはり時間が掛かるので、そこをAIチャットボットでクイックに反応していきたいですね。         左: サービス品質推進部 井坂様、右:販促メディア部 松井様               【 鉄道会館の事業内容と「グランスタ東京」について 】   株式会社鉄道会館では、東京駅の商業施設の運営および開発や、東京駅構内のコンシェルジュサービスを手掛けています。 「グランスタ」は、グランスタ東京・グランスタ丸の内からなるJR東日本最大規模の商業施設です。 「グランスタ東京」は、「TRY NEW TOKYO ST.」をコンセプトとして、エキナカ初登場の店舗や駅機能の拡充により、今までにないエキナカ空間を創造します。 「グランスタ丸の内」は、東京駅丸の内地下改札外にあり、「広がる東京駅時間」をコンセプトとして、東京駅やその周辺エリアの生活者へ新たな価値の提供を目指しているエリアです。         グランスタ東京エントランス       スマートフォンアプリ「東京ステーションナビ」 左:iOS対応QRコード、右:Android対応QRコード               「グランスタ東京」の公式サイトを見る       インタビューにご協力いただきありがとうございました。...

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東京湾を望むシティリゾート「東京ベイ東急ホテル」。施設全体で顧客満足度向上に取り組む中で、公式HPにてお客様にとってわかり易く簡単に情報を周知したいという想いから「triplaチャットボット」を導入いただいた同社に、導入効果や活用方法を伺いました。               東京ベイ東急ホテル   宿泊予約アシスタントマネジャー 梶原 直人 様(写真左) 宿泊予約チーフ        片山 貴志子 様(写真右)           Q: 「triplaチャットボット」の導入効果はいかがでしょうか       レポートを見ていると想定通りアクセスに関してお問い合わせが多い事と、日本語以外の言語でも一定の利用があった事から、これまでの電話応対を一定数チャットボットに代替する事ができたのではないかと導入の効果を実感しています。 また、チャットボットはトップページに設置する以外に、スマートフォンで公式HP上にある代表電話番号を押すとチャットボットに飛べるような設定が可能です。これは以前使っていたチャットボットには無かった機能ですね。お客様に電話をお掛けいただかなくても、その直前でチャットボットを通じてより簡単迅速にご質問したい内容を解決いただけるよう工夫している事もあり、以前よりはアクセスに関するお電話でのお問い合わせは若干減ったように感じています。 さらに、海外OTAからメールできたお問い合わせに対しても「チャットボットで確認してください」と返信出来るようになった事で、対応の時間が短くなりました。 数字でいうと、コロナ前に受け付けていたチャットボット経由の宿泊予約は、2か月間で約70件という実績が出ており、一定の成果があったと考えています。         Q: 「triplaチャットボット」導入前の課題をお聞かせください     場所柄テーマパークに近く、無料シャトルバスのダイヤ・乗り場などのアクセスに関する電話やメールでの質問が多かった事です。駐車場・宅急便などの比較的簡単な内容の電話も多かったので、もう少しわかり易く尚且つ簡単にお客様に周知できないか考えていました。 また、海外から電話でのお問い合わせや、各海外OTAオペレーターからの英語や中国語でのお問い合わせも多く、電話応対業務の煩雑さが課題でした。           Q:「triplaチャットボット」導入の決め手をお聞かせください     まず、以前使用していたチャットボットはホテル側での作業が必要でしたが、トリプラでは作業の殆どを代行していただける点です。実際に導入時には担当営業やオペレーターに迅速に対応いただきました。 また、バスダイヤ・地図のご案内に関してURLを答えるのではなく画像を直接貼付けられる事や、多言語対応ができる事など、以前より利便性が格段に向上し、お客様へのご案内の質が向上する事を期待して導入を決めました。 他にも、手数料率の安いブッキングエンジンを搭載していて、チャットボットの中で宿泊予約ができる事も決め手の一つになりました。         宿泊予約アシスタントマネジャー 梶原様       Q: コロナ禍だからこそtriplaチャットボットが貢献できた事はありますか     コロナ禍において、突然ホテルのオペレーションの変更を余儀なくされる事が多々あり、その際にお客様に迅速に情報を伝える手段として有用だと考えています。 最近では、レストランの営業時間の変更や、GoToトラベルキャンペーンの地域共通クーポン配布に時間が掛かりフロントが混雑してしまう事がある状況についてお客様にどう告知していくかが課題でした。 その際、現場のフロントからチャットボットでお客様に周知してほしいという要望が出たんですね。 社内でチャットボットの存在と有用性を認識してもらえるようになり、顧客満足度向上のためにチャットボットを活用しようという意識が他部署にも芽生えてきたように感じています。         Q: 今後の展望をお聞かせください     引き続き、急遽ホテルのオペレーションを変更する必要が生じる事があると思いますが、サポートセンターの対応含め充実しているトリプラにお世話になりたいですね。 今後に関して要望をいうと、スマホでの見せ方がお客様にとって見やすく使い勝手がさらに進化する事を期待しています。           【東京ベイ東急ホテルのコンセプト・特徴】 ―全室オーシャンビューのロケーション 東京ベイ東急ホテルでは、都心に近い場所にありながらリゾート気分を満喫いただけます。抜群のロケーションを活かし、解放感のある客室をご用意しています。ホテル全体で顧客満足度の向上に取り組んでおり、お客様に快適にご利用いただけるホテルを目指しています。         東京ベイ東急ホテル外観       東京ベイ東急ホテル客室       インタビューにご協力ありがとうございました。     東京ベイ東急ホテルのウェブサイトを見る...

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箱根湯本で「バリ風のリゾート旅館」を独自のコンセプトにお客様に非日常とおもてなしを提供する「箱根藍瑠」。導入の決め手となった、他社の宿泊予約エンジンには無い「triplaホテルブッキング」の機能や、今後の活用ビジョンを伺いました。           箱根 藍瑠   支配人 渡辺 健 様         Q:「triplaホテルブッキング」の直近の活用事例をお聞かせください   GoToトラベルキャンペーンの一時停止が発表された翌日に、その停止期間中にも割引価格で予約ができるお得なクーポンを作成しました。自社公式サイト上ですぐにお客様にとってわかりやすく割引を提供し、金額調整を臨機応変に行えるクーポン機能は、日々状況が変わるこの時期に大きな強みだと感じます。 今後も、各種イベントや行事に合わせたキャンペーンや会員向けの施策等を作成・提供したいと考えています。         Q:「triplaホテルブッキング」の導入の決め手をお聞かせください     開業当初は、国内のお客様のご利用を想定していましたが、いざ蓋を開けてみると2019年までは外国人のお客様が7~8割でした。2020年はやはり国内予約が9割になりまして、OTAだけでなく自社集客にも力を入れたいというところで、多言語にも自社予約にも強い「triplaホテルブッキング」を導入しました。 「triplaホテルブッキング」には、他社の宿泊予約エンジンには無い機能が数多く搭載されています。 まず、宿泊予約日を選ぶ画面で、各日の残室数が表示される点が良いですね。他社の予約エンジンだと、必要情報を全て入力した後に画面が遷移して初めて空室状況がわかります。一方トリプラだと、お客様が予約に取り掛かった第一歩でいつ空いているかが一目瞭然です。お客様にとって無駄な労力がかからず、とても画期的だと思います。 また、今ですとお客様がクーポンコードを入力すると公式サイト上で簡単にGoToトラベルキャンペーンの35%割引を適用できるところ。これはお客様にとっては大変分かりやすく、予約までスムーズに完了すると思います。 自社予約比率を高めるという課題の解決手段として、OTAの販売価格を一覧表示するメタサーチに自社を出せるのもとても良く、今後「Google Hotel Ads連携」を考えています。     箱根藍瑠 受付にて 渡辺支配人       Q:今後の展望をお聞かせください     オプション販売機能を活用し、お客様の単価を上げたいと考えています。今、GoToトラベルキャンペーンで地域共通クーポンがあるため、館内マッサージの予約や別注料理の注文が増えているんですね。宿泊予約時点で事前に館内マッサージの申し込みができたり、他にも例えば宿で買えるお土産を事前におさえられると、お客様にとっても付加価値となりますし、宿としても様々なオプションを事前にご提示したいと思っています。 また、OTAが特別セールを行うときには、自社でも同等の割引額のクーポンを発行するなどして自社流入を強化していきたいですね。もちろん値下げが全てではないのですが、そういったときにも対応できる柔軟性がクーポン機能にはあると思います。 さらに、担当営業者様には相談済みの要望にはなりますが、空室待ち機能が付くと良いと思っています。今、GoToもあってか、OTAで在庫ができると夜中でもすぐに埋まる状況です。在庫の戻りを自社が一番タイムリーにキャッチして、キャンセル待ちの希望者に一斉に通知ができると、OTA頼みではなく自社比率が上がるのではないかと考えます。お客様にとっても、公式に宿からキャンセル待ち連絡が来ると、信頼性のある情報を得られますし、最安値予約のメリットを享受できると思います。   今後も「triplaホテルブッキング」で自社予約の強化に取り組みつつ、チェーンホテルだけでなく旅館ならではの要望も聞き取り入れようとするトリプラの新機能追加に期待しています。       【 箱根藍瑠の特徴について 】   箱根では珍しいバリ風の温泉リゾート旅館として2017年に開業しました。全15室には専用の露天風呂が備え付けられ、食事も個室にて提供しておりプライベートな時間を満喫頂けます。更に星を見上げる南国風の大浴場や、サンゴや熱帯魚のいる大型水槽に囲われたアクアリウムバーなど、あらゆる設備で非日常をお届けします。 日本人スタッフだけでなく外国人スタッフも多く在籍し、開業以来国内外からのお客様におもてなしを提供しています。   箱根藍瑠 大浴場     箱根藍瑠 アクアリウムバー       インタビューにご協力ありがとうございました。   箱根藍瑠のウェブサイトを見る...

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