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東京湾を望むシティリゾート「東京ベイ東急ホテル」。施設全体で顧客満足度向上に取り組む中で、公式HPにてお客様にとってわかり易く簡単に情報を周知したいという想いから「triplaチャットボット」を導入いただいた同社に、導入効果や活用方法を伺いました。               東京ベイ東急ホテル   宿泊予約アシスタントマネジャー 梶原 直人 様(写真左) 宿泊予約チーフ        片山 貴志子 様(写真右)           Q: 「triplaチャットボット」の導入効果はいかがでしょうか       レポートを見ていると想定通りアクセスに関してお問い合わせが多い事と、日本語以外の言語でも一定の利用があった事から、これまでの電話応対を一定数チャットボットに代替する事ができたのではないかと導入の効果を実感しています。 また、チャットボットはトップページに設置する以外に、スマートフォンで公式HP上にある代表電話番号を押すとチャットボットに飛べるような設定が可能です。これは以前使っていたチャットボットには無かった機能ですね。お客様に電話をお掛けいただかなくても、その直前でチャットボットを通じてより簡単迅速にご質問したい内容を解決いただけるよう工夫している事もあり、以前よりはアクセスに関するお電話でのお問い合わせは若干減ったように感じています。 さらに、海外OTAからメールできたお問い合わせに対しても「チャットボットで確認してください」と返信出来るようになった事で、対応の時間が短くなりました。 数字でいうと、コロナ前に受け付けていたチャットボット経由の宿泊予約は、2か月間で約70件という実績が出ており、一定の成果があったと考えています。         Q: 「triplaチャットボット」導入前の課題をお聞かせください     場所柄テーマパークに近く、無料シャトルバスのダイヤ・乗り場などのアクセスに関する電話やメールでの質問が多かった事です。駐車場・宅急便などの比較的簡単な内容の電話も多かったので、もう少しわかり易く尚且つ簡単にお客様に周知できないか考えていました。 また、海外から電話でのお問い合わせや、各海外OTAオペレーターからの英語や中国語でのお問い合わせも多く、電話応対業務の煩雑さが課題でした。           Q:「triplaチャットボット」導入の決め手をお聞かせください     まず、以前使用していたチャットボットはホテル側での作業が必要でしたが、トリプラでは作業の殆どを代行していただける点です。実際に導入時には担当営業やオペレーターに迅速に対応いただきました。 また、バスダイヤ・地図のご案内に関してURLを答えるのではなく画像を直接貼付けられる事や、多言語対応ができる事など、以前より利便性が格段に向上し、お客様へのご案内の質が向上する事を期待して導入を決めました。 他にも、手数料率の安いブッキングエンジンを搭載していて、チャットボットの中で宿泊予約ができる事も決め手の一つになりました。         宿泊予約アシスタントマネジャー 梶原様       Q: コロナ禍だからこそtriplaチャットボットが貢献できた事はありますか     コロナ禍において、突然ホテルのオペレーションの変更を余儀なくされる事が多々あり、その際にお客様に迅速に情報を伝える手段として有用だと考えています。 最近では、レストランの営業時間の変更や、GoToトラベルキャンペーンの地域共通クーポン配布に時間が掛かりフロントが混雑してしまう事がある状況についてお客様にどう告知していくかが課題でした。 その際、現場のフロントからチャットボットでお客様に周知してほしいという要望が出たんですね。 社内でチャットボットの存在と有用性を認識してもらえるようになり、顧客満足度向上のためにチャットボットを活用しようという意識が他部署にも芽生えてきたように感じています。         Q: 今後の展望をお聞かせください     引き続き、急遽ホテルのオペレーションを変更する必要が生じる事があると思いますが、サポートセンターの対応含め充実しているトリプラにお世話になりたいですね。 今後に関して要望をいうと、スマホでの見せ方がお客様にとって見やすく使い勝手がさらに進化する事を期待しています。           【東京ベイ東急ホテルのコンセプト・特徴】 ―全室オーシャンビューのロケーション 東京ベイ東急ホテルでは、都心に近い場所にありながらリゾート気分を満喫いただけます。抜群のロケーションを活かし、解放感のある客室をご用意しています。ホテル全体で顧客満足度の向上に取り組んでおり、お客様に快適にご利用いただけるホテルを目指しています。         東京ベイ東急ホテル外観       東京ベイ東急ホテル客室       インタビューにご協力ありがとうございました。     東京ベイ東急ホテルのウェブサイトを見る...

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全国に21施設のホテルを展開する「センチュリオンインターナショナル」。自社予約強化と会員プログラム一本化のために「triplaホテルブッキング」を、外国人スタッフが多いフロントの業務負荷軽減のために「triplaチャットボット」を導入いただいた同社に、導入の効果や今後のビジョンを伺いました。         株式会社センチュリオンインターナショナル   営業本部 副本部長   本嶋 俊博 様(写真右) 業務管理部 副本部長  澤井 亮太 様(写真左)       Q: 「triplaホテルブッキング」の導入効果をお聞かせください   ―自社予約の第一目標を前倒しで達成。1年間で自社予約比率が平均10%以上に   会員獲得数、自社予約比率ともに大幅に伸びています。 会員獲得でいうと、トリプラ導入時の2019年12月時点でWEB会員が元々7000人いました。そこから2020年11月の締め段階で新規会員が8000人を超え、現在の会員数は15000人になりました。 つまり、既存の会員取得期間が約5年あったのに対して、センチュリオンの店舗数の伸びはあるものの、トリプラ導入後の1年間で既存5年分の会員獲得が終わった計算になります。「triplaホテルブッキング」の会員登録のしやすさに後押ししてもらったと思っています。 自社予約比率はもともと1.8~2.0%。残り98%がOTA経由という状況でした。そこから、「triplaホテルブッキング」の利用開始3か月で自社予約比率が全施設平均10%程度に上昇しました。さらに順調に伸び、GoToの後押しもありますが、現在は13~14%程度に伸びています。 「自社予約10%を超えたい」という一段階目の目標は早めに超えることができました。ゆくゆくは自社予約比率30%を目指しますが、思ったより早く第一目標を達成できたので、次の目標を急いで設定しているところです。       Q: 「triplaホテルブッキング」導入前の課題をお聞かせください   ―国内予約の強化と、チェーン全体の会員獲得推進   一つは、国内予約の強化です。元々は外国人の利用が多く、国内の固定のファン層へのアプローチが弱いと感じていました。コロナ禍においてもそうですが、インバウンドがいなくなった時に国内予約の少なさが弱点になるだろうという危機感は持っていたんです。今までのやり方に対するリスク管理の一環として、国内予約の補強を検討すべきだと考えていました。 もう一つは、チェーン全体で会員獲得を推進することです。リピーター層の獲得と囲い込みのため、チェーン全体で会員数を押し上げ、会員様にチェーンホテルのメリットを生かした特典を提供したいと考えていました。 その上で、会員登録を行った施設だけでなく、センチュリオンホテルグループの他の施設でポイント利用による割引を受けられるようにしたいという構想がありました。       Q:「triplaホテルブッキング」導入の決め手は何でしょうか   ―ユーザーフレンドリーな予約エンジンであることが伝わった   予約に繋げることにどれだけ重きを置いているかを最もわかりやすく説明してくれたのがトリプラでした。 トリプラ導入前の他社エンジンだと、入力項目の多さや、ページ遷移の多さ、そしてページを戻ったときにそれまでに入力した内容がすべて削除されてしまうことによるロスとお客様の離脱がありました。一方トリプラは、お客様にとって不便や不備が無いように作りこまれています。入力項目のシンプルさ、最短4クリックで予約が完了する点、URLが遷移しない点も離脱防止の観点でとても良いと思います。       ―「会員管理機能」のファーストユーザーに   「triplaホテルブッキング」のお話を聞いたころは、ちょうどトリプラが「会員管理機能」を新たに実装しようとしていたところで、弊社がやろうとしていた囲い込みの構想に近しいものがありました。 弊社が「会員管理機能」のファーストユーザーになりまして、会員の囲い込みの手法にフォーカスして開発を進めていただきました。顧客増えたほうが開発もスムーズに進むと思いますし、なるべく弊社だけのわがままにはならないように心がけて開発要望を上げさせていただいたつもりです。 その過程では、お客様の入力項目をどこまで簡素化させるかが課題でした。ホテル側として欲しいお客様登録情報はいくつもありますが、そうするとユーザーフレンドリーから遠のくんですね。そこはECの知見を持つトリプラさんからアドバイスもいただきながら精査し、結果的に必要最低限の入力項目に落ち着きました。慣れると会員登録には1分もかからないレベルなので、ユーザーフレンドリーになったと思っています。お客様がこんなにシンプルに会員情報を入力できるシステムはなかなかないと思っています。     営業本部 副本部長   本嶋 俊博 様       Q:施設様から見た「triplaホテルブッキング」の操作性はいかがですか?   ―管理画面も多言語。インターフェースの使いやすさも無意識のうちに実感   管理画面のマニュアルが整備されて良かったのと、インターフェースが優れていて使いやすいと感じます。管理画面にログインし、見たら直感的にだいたいわかるシステムになっているんですね。細かい設定の時にはマニュアルが無いと無理ですが、基本的な確認事項で開いたときにどこに何があるかはわかりやすい。 管理画面には、専門用語が並ぶわけではなく、汎用性の高い言葉が使用されています。翻訳したときに理解できるような優しい日本語の単語で構成されているようなイメージですね。 しかも、管理画面も多言語対応されているというのも現場では使いやすいのではないかと思います。これは、各施設のフロントに外国人スタッフを多く抱える弊社にとって、気づかぬところで役に立っていました。使いやすさって無意識ですよね。使いにくさってすぐに気が付きますが、反対に使いやすさとはこういうところなのかなと思います。           Q:「 triplaチャットボット」の導入経緯と効果をお聞かせください   ―業務負担の軽減に加えてニーズの顕在化に成功   まずは、業務負担の軽減を目的に導入しました。外国人スタッフが多いため、日本語の電話対応が弱かったんです。冒頭でお話しした日本人囲い込みという課題において、日本語で細かい説明ができるスタッフが少ないのは弱点。電話が来る前に解決しないといけないというのが大きな課題でした。 チャットボットは、最初の3か月くらいで急成長しました。管理画面でどういった質問が何件あるかを集計できるので、補強が必要なFAQがすぐにわかりました。 我々が強化すべきと思っていた項目がどうか答え合わせができますし、何もしなくても自動的にお客様の質問が蓄積されるため今後に活かすことができます。       ―気付かなかったニーズが浮き彫りに   印象的だったのは、サウナのニーズを発掘できたことですね。 センチュリオンはサウナ&スパを導入している施設が8店舗あります。チャットボット導入前はサウナに関する質問は全店で月10~20件程でした。しかし、チャットボットを導入したことで日帰り宿泊両方のサウナのニーズに気付き、ポップアップ機能使ってご案内を出したところ、今は毎月100~150件程に増加しています。 当時新たに立ち上がったホテルチームにいた私たちは、宿泊のことしか頭になくて、言われてみると日帰り利用もできるサウナのことが公式ホームページに書かれていなかった。利用方法や金額が書かれていないので、外から見たら宿泊者用の施設のように見えていたんだと思います。 チャットボット導入により、お客様が興味を持っている内容と頭数がわかるようになったので、それにお答えすることで予約につながっていくのではないかと思っています。両サービス利用の相乗効果として、これから売上に繋がっていくのではないかと期待をしているところです。 他には、駐車場のニーズも明らかになりました。ある駅前にある店舗では駐車場は使われないだろうと思っていましたが、実は8割のお客様が車で来ていることがわかったんです。現場がわざわざ報告しないようなことがチャットの管理画面で見えてきました。このように、お客様が直接聞きたい内容がそこに自動的に集積されるのは大変便利かつ効率的で、そこから業務改善のヒントを貰えます。 チャットボットを入れて3~4か月経ちますが、ホームページの訪問者数であるUUが1~2万人から7万人と、およそ3~4倍になっています。ホテルブッキングとチャットボットが連動している弊社にとっては、UUの増加はプラスに働くと思います。そこからエンジンの設定や会員プログラムの内容強化によりコンバージョンを強めるのが今後の課題ですね。     業務管理部 副本部長  澤井 亮太 様(左) 営業本部 副本部長   本嶋 俊博 様(右)       Q:今後の展望をお聞かせください   ―システム面の整備は整ったため自信をもって露出を測りたい   triplaホテルブッキングの会員機能強化、そしてtriplaチャットボットの設定が完了したので、大々的にお客様に展開して良いという下地ができたと思っています。 今は顧客動線がGoToありきのため、今後も長くご利用いただけるお客様なのかがわからないうちに活動を起こすよりも、GoToが終わってから更なる露出を図り、会員獲得に注力していきます。Googole Hotel Ade連携などは追って利用を検討したいと思います。 直近は、クーポンコードでGoToトラベルキャンペーンに割引に対応中です。カスタマイズができ販売促進に使えると思うので、「クーポン機能」はGoTo終了後も使いたいと考えています。かねてより希望していたtriplaホテルの検証用画面もできると伺ったので、様々なキャンペーンの設定を試していきたいですね。 チャットボットを入口とする自社予約強化、会員獲得強化にも期待をしています。       ―共にビジネスモデルを作るパートナーになれればと思っています   今後楽しみにしているのは、ダイナミックパッケージです。宿が航空券と宿泊をセットで売れるようになる機能を開発中と聞いています。また、自社で付与した会員ポイントと他社ポイントの相互利用可能になり、お客様のポイント利用の幅が広がるようになると聞いています。 これは夢物語で、GoToの地域共通券もそうですが、設定さえすればホテルのポイントが電子マネーにオートチャージのように繋がってどこでも買い物できるようになれば便利ですよね。ホテルから派生したポイントですが使い方が生活実用レベルまで一発で落とし込めると良いと思います。 このように、トリプラに期待することは、個別の商品を作ってほしいというよりも、新たにビジネスモデルを一緒にやってもらうパートナーになってもらえると非常に心強いということですね。 さらに、トリプラ自体がブランド化するのが強みだと思っています。「宿の予約を取るならOTAでしょ!」ではなく、トリプラで取るのがかっこいいとなってくれれば素晴らしいですね。高い操作性や、わかりやすいUI、相互利用可能なポイントなど、若い人が食いつきやすい要素は既に持っていると思っています。お客様にとってコスパ的にすぐれているし面倒なことはないんです。 そこに弊社はじめ全国チェーンが絡まってくれば、全国どこでもトリプラで予約すれば便利!となる。宿泊のクオリティも保たれているしポイントでどこでも買い物できる。 そんな便利な世界が出来上がることを望んでいますし、今後も共に取り組むことができると嬉しいです。           【センチュリオンインターナショナルについて】   様々な旅行に対応する全国チェーンホテルを目指して   センチュリオンホテルグループは、ラグジュアリーな時間を過ごせるプレミアムホテル、都会の離宮として最高の寛ぎをお届けするシティホテル、次世代型の個室のキャビン・ホステルの三形態を全国に展開しています。   センチュリオン箱根別邸 エグゼクティブルーム   センチュリオンホテル&スパ上野駅前 大浴場     インタビューにご協力ありがとうございました。     株式会社センチュリオンインターナショナルのウェブサイトを見る...

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「ホテルウィングインターナショナル」などを国内に37施設展開する「株式会社ミナシア」。 お客様にベネフィットを提供しやすいシステムを追い求め、トリプラと方向性の合致を感じ「triplaホテルブッキング」を導入いただいた同社に、導入のポイント・効果と今後の展望について伺いました。   株式会社ミナシア   セールス&マーケティング部    部長    杉山 康之 様 セールス&マーケティング部    PR・マーケティング課    係長   青木 美幸 様     Q: 導入の効果をお聞かせください   ―単純に昨年と比較することは出来ないものの、伸びを実感   2020年8月に予約エンジンをトリプラに切り替え、会員数、自社HP予約ともに増えている実感があります。新型コロナウィルスの影響を受け全体の売上は減少している中で、GoToトラベルキャンペーンの販売を始めました。そのため、単純に去年とは比較できない状況です。  しかし、自社HP予約数は確実に増えています。予約エンジン切り替え後、2ヵ月弱で昨年の自社HP予約数を上回りました。全施設平均CVRが10月は昨対1.52倍、11月は昨対1.56倍でした。予約件数ベースでも11月は昨年に比べて約3000件以上増えています。 CVRが7%台の施設も数店舗あります。※一般的な予約エンジンのCVRは1%程度 そして、自社HP比率は上がっています。「自社」には企業(法人)も含まれるため、自社HP比率がそもそも高かったというのはありますが。 都心部はインバウンドでOTAが高く、地方に行くと自社HP比率が高いホテルが多かったため、このような状況下でも全社を満遍なく見るとそこまで落ち切らなかったと言えます。実際に、昨対でCVRが上がっている施設は地方に多く、もともとのリピーター顧客が多いところですね。顧客との関係性が深ければ深いほど、自社HP比率が高いということが改めて分かりました。     ―顧客との関係性とシステム面の対応で難局を乗り越える   「triplaホテルブッキング」が、GoToトラベルキャンペーンの予約に使えるエンジンであったことは非常に大きいと思っています。 トリプラの「クーポン機能」を活用することで、公式HPでGoTo販売が可能です。お客様の混乱や離脱が起こりにくく、コンバージョン向上に寄与したのではないかと考えます。 地域のお客様と深い関係性を築いてきたこれまでの取り組みと、システム面の改善があって、そこまで落ち切らなかったのだと思います。しばらくはそういった取り組みを繰り返しながらやっていくことになりますね。   左:セールス&マーケティング部 PR・マーケティング課 係長 青木様     Q:  導入前の課題と、導入の決め手をお聞かせください   ―お客様にとって使いやすく見やすいシステムとは   自社HPを訪れる人が一定数いますので、コンテンツを拡充したり、予約導線を改善したりして自社HP予約の比率をさらに上げたいという課題がありました。 「このシステムは果たしてお客様にとってスピード含めて予約しやすいシステムなのか?」その要素は、いろいろありますが、ステップの簡素化と見せ方だと考えました。 トリプラであれば、エンジンの予約ステップが簡素化される。さらに他URLでの画面が立ち上がることなく予約画面へと遷移、速度も速いことがデモですぐにわかりました。そして、各プランの画面に通常料金よりお得な「会員価格」を出すことができる。ここにコンバージョンのしやすさを感じたことが導入の決め手の一つです。   右:セールス&マーケティング部 部長 杉山様     ―ミナシアが取り組みたい方向性と合致   コンバージョンとは異なる観点で、メンバーシッププログラムの統合と総合的なCRMの構想がありました。 現在ホテルウィングには、自社HP予約の会員とリライト式ポイントカードの会員が存在し、メンバーシッププログラムが複数ある状態です。 会員様にお得にご宿泊いただけるポイントプログラムをPMS、BW、CRMのどこに持たせるかが課題で、色々なものが繋がりやすいシステムはないかを探していました。 当初は、予約エンジン以外で自社に誘導できないかと考えていましたが、トリプラの予約エンジンの構想を聞くうちに弊社が「やってみたいこととやらなきゃいけないこと」と合致していると思いました。自社ブランドの露出と囲い込みを強化、CRMとエンジンとの親和性や将来的な統合を考え、トリプラを選びました。それとカード決済手数料の安さもポイントですね。     Q:トリプラに望むことをお聞かせください   トリプラに「こういう機能がほしいとか、こんな構想は可能か?」と聞くと、「それはできます」とか「何月に実装予定です」というレスポンスがすごく早い。そして、追加開発に膨大な費用が掛からない。 他のエンジンは我々の希望する機能やユーザー目線の造りとなっていなかったためカスタマイズ開発だと、時間とコストがかかります。これまでホテル業界のエンジンそのものがずっと変わっていなかったのは、紛れもない事実です。 デジタルマーケティングの最先端ともいえるEコマースのやり方とホテルの希望するオペレーションがもっと合致すればいいなという部分はありますが、エンジンのつくりや見栄えはこれまでのホテル業界になかったものだと思っています。我々がお支払いしている手数料のなかでトリプラが新機能開発を行うことは、他社ホテルも含めて業界全体のメリット享受になると思います。 新規開発には追加費用を払うものだという慣例と、HP運用の月額コストは抑えられるべきという慣例がありました。そうじゃないと手数料を多く払うOTAと一緒になりますから。しかし、自社にリピートしてくださるお客様がついていれば、マーケット全体の分母が落ちてもそれほど収益は落ちないのではないか。実際にコロナ禍で実感しているので、トリプラのシステムも活用しながらリピーター獲得に今後も取り組んでいきたいと考えています。     Q:今後の展望をお聞かせください   予約エンジンの使いやすさと価格訴求で、PV数とコンバージョンを高めていきます。まずHPまで来てもらえるようにというところで、様々な宿泊予約サイトの販売料金を横断的に検索・表示できるメタサーチに自社(Google Hotel Ads連携)の活用を視野に入れています。今後、「ホテルウィング」の名を広く届け、さらなる認知拡大を図りたいと考えています。 そして、エンジンと親和性の高いCRMを確立すること。総合的に考えた中の一つにポイントプログラムを位置づけ、自社HPだけではなくやはりOTAもいるので、リピーターを複合的に顧客管理してそれぞれに応じたロイヤリティプログラムを進めようとしています。これにより、すべてのお客様に応じたメリットを提供し、長く愛されるホテルにしたいと考えています。 他にも、まだまだ使えていない機能もありそうだなと感じています。クーポンコードやシークレット機能なども、GoTo終了後、独自のプロモーションに使えそうなので活用していきたいですね。       【ホテルウィングインターナショナルについて】   「地域密着型」としてスタート、多様性が一つの特徴に   約30年の歴史を持つホテルウィングは、もともと都心部ではないエリアから先に展開を始めました。地元の食をPRする「地域密着型」の「食泊」ホテルとしてスタートしています。地域によっては、中長期で工事関係の仕事をされているお客様やルートセールスの拠点として連泊されるお客様が多い施設もありました。そのような地域では、今でもお客様がお土産を買ってきてくださることもあるようで、地域に密着し、家族のような関係性を築いてきました。 その後、2015年頃からインバウンドの増加等、時代のニーズに合わせて都心部への出店が加速しました。新しい施設はモダンなデザインが多いですが、地域性というキーワードはやはり大切にしています。例えば、「ホテルウィングインターナショナルプレミアム金沢駅前」は、金沢駅のシンボル「鼓門」を設計した建築家にデザインを監修いただきました。ホテルウィングの特徴の一つは、こうした地域密着性やその結果の多様性に表れていると考えています。   ホテルウィングインターナショナルセレクト東大阪 ロビー。 ”ネジ”をモチーフに採用したデザインのテーマは、“ラグビーのまち”“ものづくりのまち”。   ホテルウィングインターナショナルプレミアム金沢駅前 プレミアム和洋室ツイン   インタビューにご協力ありがとうございました。   株式会社ミナシアのウェブサイトを見る...

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2020年4月2日より、千葉県に本社のある京成バス株式会社のオフィシャルホームページにて、triplaチャットボットの掲載がスタートいたしました。 triplaチャットボットを通じて、利用者は高速路線バスの「路線情報」「予約方法」「発券方法」「乗り場情報」などに各言語での問い合わせが可能となります。     ウェブサイトを見る...

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株式会社京急イーエックスイン   京急EXイン浜松町・大門駅前    支配人   中嶋 健太郎 様 京急EXイン品川・新馬場駅北口    支配人   兼 本社チェーン事業部 新規出店担当   係長   山本 英明 様 本社チェーン事業部 広報担当    五味 桃果 様               Q: 利用いただいてからの現場での変化は?   まだ導入してから日が浅いので数字としての変化は表れていませんが、中国語・韓国語まで対応しているため、今まで取りこぼしていた海外のお客様からの予約が増えるのではと期待しています。これまで使ってきたOTA提供の予約システムだとプランに自由が利きませんでしたが、独自のプランが設定出来る点がとても良いです。あとは料金設定。ベストプライス、最安値保証を謳うホテルが増えていますが、弊社は今まではできませんでした。これが「tripla ホテルブッキング」で実現できるようになるので、OTAとの料金の差がお客様に伝われば、自社予約が増えていくのではないかと期待しています。また、スマホでいうと、チャットボットから予約が取れるという点については、今までの予約方法とは異なり、LINEで返事を書いているような感覚で気が付けば予約が簡単に取れます。これにより予約のハードルが少し下がると思うので、若い人たちの予約がもう少し増えてくればいいなと思います。         Q: 今まで使っていた予約システムで困っていた点は?   今までの予約システムでは、誰が予約したかなどの情報はわかりますが、分析はできませんでした。今後はメールマーケティングを行いたいとも考えているのでカスタマー分析は重要です。また、現場においては、予約一覧をCSV方式で抽出できるとエクセルのマクロを組んで簡単にチェックできるのですが、CSVの出力ができないことにも困っていました。 御社に管理画面の改修を進めてもらっているので、今後できることがどんどん増えていったらありがたいです。                 Q: triplaに期待していることは?   今回、御社とやり取りしていく中で、どういうエンジンを作り上げたらお客様により予約を取っていただけるかを考える良い機会をいただきました。これまで現状の予約システムの仕組みに縛られてあまりお客様の利便性を考えてこなかったのが事実ですので、これからも一緒に試行錯誤しながら作っていければと思っています。あとは、一番御社と仕事していいなと思っているのは、開発や修正するスピード感が早い。一回修正を掛けたら色々作業を行い、大騒ぎになることも多々ありますが、その辺のスピード感があり良いサービスになると思っています。予約エンジンというところでは、写真の掲載や、ちょっとした情報をより見やすくできるといいのかなというのがまず一つ。 もう一つはチャットボットのところで、お問い合わせの多い道案内については電話で話していても上手く伝わらないため、地図やGPSなどを使って情報を分かりやすく出せるようになると便利なのかなと思っております。       インタビューご協力ありがとうございました。...

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株式会社阪急阪神ホテルズ   レム事業部/remm セールス&レベニューマネジメント部    統括マネージャー    藤田 諭 様               Q: 導入に至ったきっかけは?   1日に50通近い海外からのメール対応があり、現場の仕事軽減を目的に導入となりました。予約以外のことで、荷物の預けやチェックイン時間など、決まった内容については特にAIでのチャット回答が向いている考え、外国人利用率の高いremm六本木から導入しています。     Q: 利用してからの変化は?   大きく問合せ数が減ったというよりも、全体の問合せの数が増えたという印象です。 恐らく海外からのご利用で、今までアクションを起こさなかったような方が、気軽にチャットボットから自国の言語で質問ができるようになり、新たなお客様との接点も増えたと思います。     Q: 改善ができたと思われる点   今まで担当者によって回答内容にばらつきがありましたが、FAQを作成しAIに教えることで、回答に統一性が出ました。 チャットばかりではなく、担当者でも回答を統一するよう心掛けるようになり、お客様からのクレームも減っています。     Q: 期待することは?   triplaチャットボットの音声AI回答版が欲しいです。 メールが億劫な方でも、電話やskypeで自動会話ができるように対応して欲しい。 フロントの横に音声専門の端末を置いて、外国語がわかるスタッフがいない時に、通訳代わりにもなってもらえそう。       インタビューご協力ありがとうございました。...

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