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動作性が良く機能が豊富!複雑なフローにも対応可能で、クライアントやお客様にとっても大きなメリットを創出     「日本リビング保証」は、「すまいと暮らしの”未来(コレカラ)”を創る」をミッションに、住宅の資産価値保証や、電子マネーによる積立サービスなどユニークなサービスで住まいと暮らしに価値を提供しています。 創業から14期目を迎え、業務DX化を積極的に進めている中、コンタクトセンターへのtripla Botの導入で、社内の業務効率化だけでなく、クライアントへの営業活動にも活用いただいている同社。平井様と伊藤様に、tripla Botを採用した理由と効果を伺いました。       【日本リビング保証】 伊藤 駿様 平井貴人様       Q:「tripla Bot」導入の決め手をお聞かせください。     ―動作性が良く機能が豊富!使いやすさが導入の決め手に   会社の方針としてDXを推進していくという意向が強く、その一環として、入電の削減目的でチャットボットを導入したいと考えていました。当社の受付業務のメインは、修理依頼の受付なのですが、多岐に亘る依頼内容について、受託させていただいているクライアント毎のルールで差配する必要があり、どうしてもオペレーターの経験・スキルによって、対応品質にばらつきが出てしまう点が問題となっていました。   チャットボットであれば均一なヒアリングが出来てミスを減らせるのではないかと思い、導入を検討するようになったのですが、特に当社の場合、複雑な問い合わせ対応も多いため、細かい所までボットの作りこみが必要だと考えました。そうした時に、トリプラのチャットボットは、動作性がとても良く、フローチャートの作成もスムーズにできそうだったことと、webhookの連携など機能も豊富で使い勝手も良さそうだなと思い導入を決めました。 他社さんのサービスもいくつか見させていただいたのですが、分岐の作り込みができない、ボットからボットへの導線がない、FAQの機能が充実していないなど操作しづらいと感じる点も多く、総合的に見るとtripla Botが使いやすそうだなと感じました。       Q:導入はスムーズに進みましたか?     ―システムの知識が無くても使いこなせています   弊社の場合は、煩雑なフローをチャットボットの中に落とし込む必要があったので、電話で会話する時の文言を画面内の会話に書き換えるために、表現や聞く順番を変更したりと整理に少し時間はかかりましたが、チャットボット自体は高機能なものなので、仕組みさえわかれば誰でも使えると思います。 tripla Botの担当者のサポートが的確であったことも大きいですが、システム関係の深い知識があるわけではない私たちでも、ストレスなく使いこなせる点がtripla Botの魅力だと思います。       Q:「tripla Bot」の導入効果をお聞かせください。     ―工数削減が実現でき、お客様満足度も高いです   導入後、徐々にチャットボットでの受付件数は増加し、現時点では全体の約30%まで到達しています。今後さらにチャットボット受付に関するプロモーションを推進することで、さらにその利用率を高めていきたいと考えています。   また、1000人以上のお客様を対象とした”チャットボット利用に関するアンケート”の結果でも、89%の方が「わかりやすい」と答えており、当社側の業務効率化のメリットだけでなく、お客様の満足度も高いことが証明されています。       Q:受諾クライアントにも「tripla Bot」の導入を進めて下さっていますが、その理由を教えてください。     ―複雑な要望にも迅速な対応が可能になり、クライアントやお客様にとってもメリットが大きい   実際に弊社で利用してみて、とても機能的で使いやすいと感じたので、クライアントにも普及させていきたいと考えました。弊社としては、チャットボットの受付が増えることで、コールセンターの工数が削減できるメリットがありますし、クライアントにとっても、受付手段の多様化が実現することで、付加価値を高められるという相乗効果があります。 一口に修理の受付と言っても、クライアントごとに考え方が違い、求められるものも異なるのですが、多様なニーズに全て応えることは難しく、汎用的なサービスの提供にならざるを得ない状況でした。これがシステム化できることで、細やかな要望にもある程度応えやすくなりますし、tripla Botを導入いただくことで幅が広がると考えています。 また、お客様のお問い合わせの内容によっては、当社からクライアントに連携する必要があるお問い合わせ内容も多いです。tripla Botで受け付けたお問い合わせを直接クライアントにメールで飛ばすような仕組みが構築できれば、更に工数の削減や連携までのタイムラグがなくなり、お客様にもより迅速な対応ができるようになると思っています。       Q:社内向けにも「tripla Bot」の利用を進めて下さっていますが、社内での活用方法を教えて下さい。     ―社員数が増える中で、人的対応を減らし効率化を図りたい     ヘルプデスク的な機能としてのFAQをメインとしたtripla Botの利用を考えています。 基本的な構想としては、社内ポータルサイトのトップページにtripla Botを導入し、社内の人事・労務、システム、インフラなどに関する問い合わせに対応できるようにしたいと思っています。問い合わせの中には、自分で簡単に解決できるものも多いので、自動化することで工数削減に繋げたいと考えています。 弊社は数年で100人ほど人が増えており、今までマンパワーで対応できていたことが徐々にできなくなってきているので、システムなどを上手く活用しながら効率化を行っており、その一つの施策として利用したいと思っています。     Q:今後の展望をお聞かせ下さい。     ―電話受付+チャットボット受付のスタンダード化   我々の業界では、まだまだチャットボットでの受付より、電話での受付が一般的です。今後、受付の数は増えていくことが想定される中、いかに高品質のサービスをお客様に提供し続け、かつコールセンターの負荷を軽減していくかが求められています。そのような状況に対応していくためにも、電話受付+チャットボットでの受付という形を標準化していくことが今後の目標です。 お客様や受託クライアントへ、チャットボットを付加価値として提案し、簡易な対応はチャットボットで、専門的な知識が必要な内容については住宅のプロが対応を行うという形をスタンダード化していきたいと考えております。       チャットボットによる工数削減とお客様への迅速な対応のサポートができるようにtripla Botも引き続き改善を進めてまいります。 この度は、貴重なお話をありがとうございました。 ...

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会員登録率 約100%を実現!お客様に満足してもらうためのコミュニケーションが可能に     「ガレリア御堂原」を運営する、「株式会社関谷リゾート」は、大分県別府市を拠点に、個性的な旅館やホテルを3施設展開しています。 120年の歴史を持ちながら常に挑戦し続け、コロナ禍に於いても右肩上がりの経営を実現している同社。専務取締役の林様に、導入効果と活用方法を伺いました。       【株式会社関谷リゾート】 専務取締役 林晃彦様       Q:「triplaホテルブッキング」導入の決め手をお聞かせください。     ―シンプルな設計で成約率が上がるイメージが湧きました   triplaホテルブッキングを導入する前に利用していたシステムでは、Googleアナリティクスのデータが取れず、ページにどれくらいのアクセスがあり、どのページがどれくらい見られているかなど細やかな分析ができないという問題を抱えていました。お客様がより予約しやすい環境を作るためには、情報取得と分析が必要だと考え、数社のシステムを比較検討した結果、triplaホテルブッキングを導入することに決めました。 triplaは他社と比較して予約までの流れが非常にシンプルで、デモンストレーションの時点で成約率が上がるイメージが湧きました。デザインも私達が思い描くイメージに近く、写真を数多く掲載できる点も魅力的でした。また、幅広くサービスの連携が進んでおり、必要なものを取り入れ改善するスピードが早いので、環境に適応して扱いやすいシステムへ進化し続けてくれるはずと期待が持てました。       Q:「triplaホテルブッキング」の導入効果をお聞かせください。     ―自社予約比率が倍増、会員登録率は約100%を実現   以前の自社予約比率は5%以下でしたが、導入後は10%を超えています。 特に、自社予約の会員登録率は100%に近い数字が出ており、会員価格をベストレートに設定していることもあり、OTA経由で公式HPに訪れた方が自社予約に切り替えて下さるケースも多く、会員機能が自社予約比率の向上に直結していると感じます。要因として、トップページから予約ページまでの遷移がスムーズ且つ、予約ページ上で会員料金のお得感が伝わりやすい設計にあると考えています。   【会員特典が一目でわかる予約ページ】       ―会員登録者数は2か月で300人!お客様情報を得られることでアプローチの幅が広がった   会員機能の利用を始めてから2か月間で約300人の方に会員登録をしていただいています。コロナ禍を経験し、自社でマーケティングの基盤を作る大切さを実感している中で、お客様の情報が得られることは非常に大きなメリットですし、独自にアプローチできる幅が広がったことで、よりお客様に満足していただくためのマーケティング戦略も立てやすくなったと感じています。       Q:「AIチャットボット」の効果はいかがでしょうか?     ―深夜のお問い合わせにも対応できて取りこぼし防止に   チャットボットを導入して、予想以上に深夜のお問い合わせが多いことに気づきました。従来の電話受付では、21時以降のお問い合わせには対応できていなかったのですが、お客様が時間帯問わず気軽にコミュニケーションができるようになったことで、今まで取りこぼしてしまっていたお客様にも、しっかりアプローチができるようになりました。実際に、チャットボットを導入して以来、21時以降の予約が大幅に増え、自社予約比率も伸びているので、相乗効果を得られていると思います。       Q:今後の展望をお聞かせください。     ―お客様とコミュニケーションが取れるからこそできる、ターゲットを絞ったキャンペーンに挑戦したい   今後はキャンペーン機能を積極的に活用していきたく、定期的に開催されているセミナーに参加したり、機能説明動画を見ながら活用方法を模索しています。 自社予約も増えてきたので、「20代限定」や「SNSのフォロワー数1000人以上限定」のようなターゲットを絞ったキャンペーン施策にも挑戦したいです。これまでもキャンペーンは何度も考案したのですが、OTA経由の予約では、お客様情報の取得とコミュニケーションが難しいため、事前にキャンペーン対象者であるかの確認ができず、整合性が取れないために断念していました。自社予約であれば、お客様との事前コミュニケーションも可能ですし、今まで諦めていたことにも積極的にチャレンジしていきたいと思っています。   その他にも、会員様向けメールマガジンの配信も企画しています。お得なキャンペーンなどの情報発信だけでなく、弊社社員が日々練習を重ねている「よさこい」を披露したりと、関谷リゾートのファンになっていただくための施策をどんどん打っていきたいですね。これから出来ることの幅が広がって今後が本当に楽しみです。     ―ホテル業界全体で助け合いながら挑戦を続け、危機的状況を乗り越えたい   ホテル業界全体や周辺地域を見渡しても、今なお苦しい状態は続いていると感じます。倒産や売却を余儀なくされる施設も多く胸が痛いです。それと同時に、少し寂しくもあり、私達にできることがまだまだあるんじゃないかとも思っています。コロナの影響を受けたことで、一瞬にして状況は変化し、私達自身もとても大変でした。それでも有難いことに、今はコロナ前よりも多くのお客様に宿泊いただける状況になっています。それは、既存の枠組みに囚われすぎず、常に新しいことに取り組んで挑戦してきた結果だと思っています。自分達だけでは抜け出すことが難しくても、triplaのようなシステムを使うことで突破口が見えることもあります。だからこそ、これからもtriplaにはその手助けをしてもらいたいと思いますし、ホテル業界全体で互いに助け合いながら、一緒にこの危機的状況を乗り越えていけたら良いなと思います。         【ガレリア御堂原】     ―アートに囲まれた空間で、まったく新しい宿泊体験と出会える   別府市に誕生した新たなコンセプトを持つ温泉宿。 土地の質感、気配、四季を直接的に感じることのできる空間と、館内に点在する別府を題材とした現代アート作品が、「別府」でしか体験できない特別な時間を創造します。    【 ガレリア御堂原外観】 【迷宮に迷い込んだような不思議なアート空間】   ガレリア御堂原公式サイト https://beppu-galleria-midobaru.jp ...

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長野県松本市に昭和48年にオープン以来、この街の中心地で世代を超えて愛される「ホテルニューステーション」様。 地域に根ざした発展を願う小林様に、トリプラの導入効果や今後の展望を伺いました。                       【 ホテルニューステーション 】     専務取締役   小林 篤史様                 Q: 「triplaホテルブッキング」の導入効果をお聞かせください。     ―2021年3月の自社予約率は10%超えと、過去最高を記録。   トリプラ導入からすぐの自社予約は3%くらいでしたが、コロナの影響があっても自社予約は順調に増え続けています。 2021年3月には10%と過去最高を記録しました。 最近は、長期連泊を呼び込む戦略に変更したこともあり、チャットボットの履歴を見ていても今までにはないようなお問合せが増えています。 松本市でホテルを探す方が、駅近で昔からやってるところという点で選んでくださったり、公式HPを見て興味を持ってくださった方がそのまま自社HPで予約してくださっていると思います。 実際にCVR(=予約転換率)を見ると、2021年2月は2.2%、3月は3.4%と好調です。※業界平均は約1%。         ―管理画面が見やすい。お問合せ履歴に基づき、根拠を持ってHP改修ができた。   トリプラの管理画面で、ページアクセスランキングやFAQランキングが管理画面で確認できます。 数値の見える化がしっかりとされているため、分析がしやすくて良いですね。 チャットで多く質問いただいた内容は、公式HPの改修にも非常に役に立っています。 表示された質問トップ10を必ず占有する質問は、公式HPの中でも探しづらいところに情報が埋もれているということだから、そこを根拠に持って改修を依頼できます。 具体的には、駐車場の問い合わせが多かったことから、チャットでご案内のバナーを作ってお客様の目に付きやすいところに設置しました。 駐車場のページももちろん元々ありましたが、チャットで質問される回数が多かったためこのようにHPの改修ができました。 また、新しい情報を入れたときに、それがどのくらい質問されているかなど、これまではHP制作会社に聞かないと分からなかった情報も、トリプラの管理画面で自分で確認できるようになりました。       ―「顧客にギャップを生じさせない」ためにチャットボットを導入。   チャットボットを導入したのは地域で最初の方だったのではないかと思っています。 電話対応のようなアナログの人の手がこもった仕事も私自身大好きですが、お問合せ対応を強化できてお客様のストレスも解消できているのではないかと思います。 そして何より、宿泊前と後のギャップをなるべく埋めた状態で利用いただけることが、ホテルのファンになっていただくことに繋がるのではないかと考えます。 公式HPの利便性を上げるかつギャップが無い状態で予約いただけるというのもあり、実際に公式サイト直販も少しずつ伸びていますし、さらなる伸びにも期待しています。           Q:トリプラ導入の決め手をお聞かせください。     ―予約機能搭載のAIチャットボットとブッキングエンジンの相乗効果を狙った。   初めてトリプラのサービスを見たとき、「チャットボットの中でも宿泊予約が取れる」という点がとても斬新でした。チャットボットはあくまで質問に対する回答をするものだと思っていたので、予約機能は初めて聞きました。 せっかくやるなら相乗効果を図った方が良いと思い、同じくトリプラのブッキングエンジンも導入しました。 色々な企業のサービスに手を出して操作方法やコミッションが複雑になるよりは、コミュニケーションコストや導入・運用費用が下がるところも、チャットボットとブッキングエンジンを両方利用するメリットです。 また、ブッキングエンジンをトリプラに入れ替えるタイミングでHPの改修もしたく、HP制作会社を東京の会社から地元松本の会社に変えました。 ホテルニューステーションは「地域に根ざしたローカルホテル」がテーマなので、より松本と当館の魅力を画像や視覚的に訴えていくためと、離れた東京の制作会社さんとHPを運営していくのには限界があったためです。 その制作会社の担当者とトリプラでスムーズにブッキングエンジンが導入できたのも、結果的にプラスでした。 制作会社にとっても導入しやすいエンジンなのだと思います。         ―”新進気鋭”のトリプラに対する期待。   トリプラの前に使っていたブッキングシステムが思った以上に費用がかかってきた時期に、トリプラを知りました。 正直、直販の伸びというのはなかなか数字が良くならないと多少諦めかけていた一方で、現状まだ改善点があって伸ばせるんじゃないかなとも思っていました。 新進気鋭でまだまだ伸びが期待できるブッキングエンジンの方が、一緒に成長できるんじゃないかなというのが導入の決め手になったと思います。 機能に足りない部分もありましたが、もうすぐ利用できるようになるということで、ことあるごとに相談できる窓口があるというのも大きいと感じています。         Q:会員機能の活用状況についてお聞かせください。     ―未来のお客様になっていただけるストーリーを描きたい。   コロナの影響で利益の最大化を図れるのは先になる。それなら、将来的なファン獲得や、地域で人を育ててあげられるような自社独自のコンセプトを体現するホテルでありたいと思っています。 最近は、長期連泊や学生向けなどの新しいプランを打ち出しており、未来のお客様になってもらえるストーリーを描いていけたらと。 例えば、コロナで出張の考え方も変わってきていて、これまでは週の半ばで2~3泊だったのが、移動リスクを考えて思い切って週跨ぎでお仕事される方が増えてきました。 今はそういうお客様にロイヤリティを図ることで、価格競争に巻き込まれず差別化もできる。 ニーズにお応えする形で戦略的にやった結果、予約が少し伸びたように思っています。 さらに、会員になっていただくほど連泊が安くなる運用なので、連泊は会員になってくれるお客様が多い。長期で安く泊まっていただくかつ会員獲得ができている状況が生まれています。 会員を始める前からのコアなファンの皆様からしても、会員プログラムがちゃんとあるのは大きいのではないかと考えます。 以前も他社ポイントで特典提供はしていましたが、独自の会員プログラムがあるというのはブッキングエンジンを選ぶ決め手の一つになりましたね。 「会員価格で購入できてポイントも溜まります」となれば、価格訴求でニューステーションに辿り着いたお客様にも「選んで良かった」と感じていただけるのではないかと思っています。       オンライン取材の様子。背景はお客様が撮影された「北アルプス」。 Instagramで実施したフォトコンテストで集まった作品が、 「ホテルニューステーション」の各客室に飾られている。           Q:今後の展望をお聞かせください。     ―「オプション販売機能」の利用を視野に、地域全体の発展を願っています。   「triplaチャットボット」は周辺飲食店やレンタカーの予約もできますが、そのようにチャットボットで旅行会社と同じ機能が果たせると良いですね。 トリプラのサービスが、宿泊施設の公式HP上で旅のプラットフォームとなり、お客様が全部予約を実現できれば良いと思っています。 飲食店や観光スポットは、どこの地域も非常に困っているところが多いので、可能であればトリプラが地域に寄り添って予約を伸ばしていっていただけると嬉しいです。 今ある機能を利用すれば魅力的なものが出来るんじゃないかと思っていて、それとホテルをさらに繋ぎ合わせれば、他社の追随を許さないサイトになるのではないかと考えます。 宿泊施設にとっては、そうした周辺販売をいちいちプランにするのは手間でした。 ある日は体験はできるけど部屋がないとか、逆に今日は体験がお休みとか。 在庫管理やプランを増やしてプランの中で完結するのではなく、お客様が選べる体験や「オプション」を増やして頂けると、地域を巻き込んだような良いプラットフォームになるんじゃないかと考えます。 まずはトリプラの「オプション販売機能」の活用を楽しみにしています。       ―トリプラには、アフターコロナで地域を支えるプラットフォームになってほしい。   事前決済型サービス「未来の宿泊チケット」の仕組みがとても良かったので、アフターコロナでも地域にお金を落とせる一つの仕組みにならないかと期待しています。 手数料を少し取ってでも飲食店に利益が入っていく流れであれば、地域独自のGoToキャンペーンよりも飲食店の利益は上がるのではないかなという考えです。例えば実績ベースとか例えば従量制でやっていけばお店もそんなに苦しまなくて済むのかなと思うので、そうやって取り扱い店舗を広げて頂けると良いのかなと。 また、広告費を掛けて上位に出すタイプの掲載サイトだと、地域にある本当の良いお店やその良さが際立ってこない。そういったサイトを使わない老舗の良い御店も知ってもらいたいですよね。 実際フロントで「近くに良いお店ないの?」と聞かれることが多々あって、良い回答が出来るフロントスキルも大事だと思いつつ、逆にお勧めの飲食店がQRコードでついていて簡単に予約できたり、共通チケットがついていてこの店舗だったら使えるよとか。 電子クーポン機能をうまく使えば出来るような気がしています。ホテルで食事券をとりあえず1000~2000円分発行し、それを休日以外に使えるようにし、トリプラでオンライン予約が完了する。支払いは全部ホテルに入るか、単独契約で売掛で後で入るという形だったらできるのでしょうか。 こうした他社が出来なそうなところを、トリプラにはぜひ模索していただけると有難いですね。 GoToキャンペーン終了後も残っていく良い仕組みを、それぞれの街で作っていければと考えています。           【 「ホテルニューステーション」のコンセプト・特徴 】     地域に根差したローカルホテルを目指して   松本駅お城口より徒歩1分。ビジネス利用の変化を反映した長期宿泊プランや、大学生向けホテル暮らしプラン、松本に帰省中の宿としての連泊プランなど、松本滞在を応援する多種多様なプランを展開しています。           「ホテルニューステーション」客室             「ホテルニューステーション」外観           「ホテルニューステーション」の公式サイトを見る       インタビューにご協力ありがとうございました。      ...

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台湾新北市の「ホテルチャムチャム台北(Hotel Cham Cham Taipei 趣淘漫旅 -台北)」。「お問い合わせ対応の自動化」を目的に、トリプラのAIチャットボットを導入ただきました。結果、カスタマーサービス向上にも繋がったという同社に、導入効果をお伺いしました。             ホテルチャムチャム台北(Hotel Cham Cham Taipei 趣淘漫旅 -台北)   広報部 Audrey Liu 柳惠敏 様               Q:「triplaチャットボット」を導入後の効果はいかがでしたか?   ―お客様の回答待ち時間を解消   AIが即時回答するため、電話やメールで回答するまでのお客様の待ち時間を解消できました。これまではメールの返信に時間が掛かることがありましたが、AIチャットボットが導入後は、24時間5言語で世界中のお客様に対応できます。 ※triplaチャットボットは日・英・韓・中簡体・中繁体の5言語に対応     ―お客様満足度が向上   チャットボット導入により人手不足が解消され、ホテルスタッフは、対面の接客や様々な業務改善に専念できるようになりました。 その結果、オンライン・オフライン両方のカスタマーサービスの質が上がり、お客様満足度の向上に繋がったと思います。       Q:「triplaチャットボット」を導入する前の状況はいかがでしたか?   ―お問い合わせが多く困っていました   これまで、電話やメールでお問い合わせが毎日多く寄せられていました。 内容は、「アーリーチェックイン・レイトチェックイン/アウトはできますか?」や「宿泊予約はいつからできますか?」など一部に集中していることが分かりました。 そこで、AIチャットボットが似たようなお問い合わせの自動回答に有効なツールだと知り、導入を決めました。       Q:「triplaチャットボット」の魅力は?   ―選択式と入力式のハイブリッド型   triplaチャットボットは、起動直後に「よくある質問」が5~6個表示されます。 お客様はその中から聞きたいことを選択してすぐに回答が得られますし、ホテル側としても、よくある質問や伝えたい最新情報を予め提示できます。 聞きたいことをテキストで自由に入力することももちろんできるので、お客様は便利だと思います。     ―ホテル業界に特化した高品質AI   日本国内800以上の宿泊施設で使われているtriplaチャットボットは、ホテルによく寄せられる質問に特化したFAQが取り込まれていて高品質だと思います。 FAQの追加・メンテナンスやAIトレーニングをトリプラが行ってくれるのも楽ですね。         【 「ホテルチャムチャム台北(Hotel Cham Cham Taipei 趣淘漫旅 -台北)」のコンセプト・特徴 】   ―自由自在に生活を遊ぼう!アクセス良好な都市型ホテル   シーザーホテルグループが展開する、新北市中心部のスタイリッシュなホテルです。 出張や観光に便利なロケーションにあり、使いやすさは抜群。客室は様々なタイプをご用意しており、お子様連れの家族旅行をサポートするファミリールームやベビーグッズも充実しています。旅の目的に合わせて、いつでもお使いいただけるホテルです。     「ホテルチャムチャム台北(Hotel Cham Cham Taipei 趣淘漫旅 -台北)」 客室     「ホテルチャムチャム台北(Hotel Cham Cham Taipei 趣淘漫旅 -台北)」 ロビー       「ホテルチャムチャム台北(Hotel Cham Cham Taipei 趣淘漫旅 -台北)」の公式サイトを見る     インタビューにご協力ありがとうございました。...

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大分県別府市上人ヶ浜に海浜スパリゾート「AMANE RESORT SEIKAI」と「AMANE RESORT GAHAMA」を運営する、株式会社松秀様。 トリプラの開発力を評価し、更なる期待をお寄せくださる久保様に、トリプラご活用の成果や感想を伺いました。                 【 株式会社 松秀 】   社長室長 久保 雄作様               Q:「triplaホテルブッキング」の導入効果をお聞かせください。   ―コロナ禍でも直販は好調。売上が昨対179%、自社予約の割合は+2.15%に。     「triplaホテルブッキング」を利用開始したのは、コロナ禍の2020年3月からとなります。 宿泊業界にとって変動の大きかった時期ではありますが、トリプラに切替後の1年間で、公式サイト経由の直販の売上が、前年比179%となりました。 また、自社予約比率にも成果が表れていて、2020年6月~2021年5月の売上を占める自社予約の割合が、昨対+2.15%となっています。 この結果には、トリプラでGoToキャンペーンを公式サイト上で販売できたことが寄与しているのではないかと考えています。 トリプラの機能を活用して、様々なプロモーションにすぐに対応することができました。           ―GoToや自治体のキャンペーンを「プロモーション機能」で販売     GoToキャンペーンや、県で予算が付いた割引施策が始まったときに、トリプラならすぐにプロモーションを打てるところが良いです。 他の予約エンジンだと、そのプロモーション向けに専用プランを作る作業が発生し、プランが無限に増えて管理も大変でした。 しかし、トリプラであれば、既存のプランに後から「クーポンコード」で割引をかけることが出来るので、作業量が軽減されます。 AMANE RESORT独自のプロモーションを作るのにももちろん使えるので、これからも様々な条件で「クーポンコード」を発行し、販売していきたいと考えています。       ―会員登録者数が2年で約3倍に増加     会員数は順調に伸びています。トリプラに入れ替えた当時は会員数が3000人くらいでしたが、トリプラ導入から2年で約9000人になりました。 もちろん、会員自体は長くやれば会員数は増えていくというのはありますが、想像していたよりも増えていますね。 これには、会員の宿泊価格を表示できる「会員レート機能」が一役買っていると言えます。AMANE RESORTの価格帯は、国内宿泊施設でいうと中堅です。金額に糸目をつけない方と、プライスを重視して宿を取る方がかなり混ざり合っています。 そんな中でも、マスを取るためにはプロモーションは必要だと思っていて、「会員レート」というのは続けていく予定です。   今後は、アクティブな会員、リピートしてくれる会員を増やしていくことが課題になります。なので、「休眠会員」になっていないかどうかが管理画面上で一目でわかると良いですね。 何か月以内に何回くらいの利用があったかという情報の一覧があると、様々な層に対して違ったアプローチに使えると考えています。           Q:「triplaホテルブッキング」の導入の決め手をお聞かせください。   ―お客様が離脱しないかつ行動分析が出来る設計     これまでの予約エンジンだと、どうしても予約プロセスにおけるお客様の行動を追えませんでした。 トリプラは、ずっとドメインが変わらずにお客様の宿泊予約が進み、ページ離脱が発生しないためお客様の行動の計測が出来ます。流入元、良く見られるページ、離脱する場所などがわかるので改善ができ、お客様に効果的なアプローチが出来ます。         ―Facebook、LINE等のSNSとの連携     顧客分析やマーケティングをしっかり行い、お客様が良く使う外部ツールとのシステム連携にしっかり取り組んでくれるのは、ベンチャーのトリプラならではの良さだと思います。 FacebookやLINEの入力補助で簡単に会員登録ができたり、それらSNSとチャットボットを連携できます。 特に会員登録においては、いつも使っているFacebookやLINEの入力補助で簡単に会員登録ができ、その後ログインしたいときもいちいちIDとPWを打つ必要がないので、お客様にとっては格段に便利になったのではないかと思います。           ―トリプラの開発力とスピード感   「triplaホテルブッキング」はまだ約2年のシステムですが、先に述べたSNS連携開発など、トリプラは色々と開発を進めてくれているイメージがあります。 初めは公式HPに対して手数料を取られるというのがハードルに思えるかもしれませんが、ただ取るんじゃなくて宿泊施設やお客様にとって必要な機能の開発にしっかりと活かしてくれる実感がありますね。 コロナ禍では「未来の宿泊チケット」販売機能が開発され、年間を通して多くのチケットを販売することができました。 品質に関しては、宿泊予約エンジンの中では新規参入の会社なので、初めは安定稼働に不安は若干ありましたが、実際にはシャキシャキ動いてくれて問題はありませんでした。 使い始めてからは、新機能リリースが早くて多いため、バグが出ることもありますが、改善も早い印象です。           Q:今後の展望をお聞かせください。   ―「Google Hotel Ads」やメタサーチに露出したい     直販を伸ばす機能に期待していて、Google Hotel Adsや、Tripadvisorなどのメタサーチにも公式サイトの販売価格を出していきたいと考えています。 公式サイトへ誘導することが重要なので、トリプラのメタサーチ機能を活用してさらに自社予約に繋げていきたいです。         ―DP楽しみ、新機能の開発に期待     トリプラが現在開発中の、DP=ダイナミックパッケージ※の販売機能のリリースを楽しみにしています。※国内外の航空券と宿泊をセットで販売する商品 国内外のLCC含む航空券とセットでお得に販売できるとのことなので、お客様に魅力的なプランを提供できるのではないかと思っています。 県外のお客様や、ゆくゆくは海外からのお客様が、便利に予約できてお越しいただけるようになることを期待しています。           ―シークレットプランや法人向けの販売を実現したい   今後は、会員向けのシークレットプロモーションも試してみたいですね。 また、コロナ禍で「ワーケーション」に力を入れている企業さんとお取り組みができると良いのではないかと思っています。 トリプラには、専用プランとURLを発行して割引予約を行う方法と、法人機能を利用して法人ログイン後に特有の割引やプランを提供する方法があると聞いています。 それらの機能を販売戦略の中でうまく活用し、多彩なプランを幅広いお客様に提供したいと考えています。         【 「AMANE RESORT SEIKAI」のコンセプト・特徴 】   全室海側、露天風呂付き客室   AMANE RESORT SEIKAIでは、ゆったり広々とした「晴の棟」、モダンなデザインと機能性を備えた「海の棟」、最新オープンの「空の棟」と異なる景色が楽しめます。 館内設備は、風情の異なる2つの大浴場と、スパ&エステ、アロマセラピーも。 海を眺め潮騒の音を聞きながら、お好みのリラクゼーションをご堪能ください。       「AMANE RESORT SEIKAI」テラスヴォヤージュからの眺望           「AMANE RESORT SEIKAI」 晴の棟展望離れテラス           「AMANE RESORT SEIKAI」の公式サイトを見る   インタビューにご協力ありがとうございました。...

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台湾新北市の国際観光ホテル「シーザーパークホテル板橋(板橋凱撒大飯店)」。 「人手不足の改善」と「カスタマーサービス向上」を目的にトリプラのAIチャットボットを導入ただきました。国内外のお問い合わせに対応できているという同社に、導入効果をお伺いしました。             シーザーパークホテル板橋(板橋凱撒大飯店)   広報部 マネージャー 王筱瑩         Q:「triplaチャットボットを導入後の効果はいかがでしたか?」   ―電話でのお問い合わせが減りました   チャットで基本的な質問に回答できるようになったため、お問い合わせの数が減っています。現在のチャット利用状況を見ると、ほとんどが台湾語で使われていますが、英語の利用も若干あり、多言語ツールとして効果を発揮しています。         Q:「triplaチャットボット」を導入する前の状況はいかがでしたか?   ―お問い合わせを拾い切れずクレームが発生   2017年の開業以降、ホテルの利用者が増えるにつれて、香港、マカオ、韓国、東南アジア、日本の順に、世界中から寄せられるお問い合わせが増加しました。 それらのメールを見落としてしまうことが多くなり、お客様からのクレームが増えたことに課題を感じていました。 そこで、私たちのホテルは、2019年にtriplaチャットボットを導入しました。           Q:「triplaチャットボットの導入の目的は?   ―人手不足問題の改善   AIチャットボットがあれば、自動的に多言語のお客様からのお問い合わせに回答できるので、人手不足問題を改善できると考えました。       ―カスタマーサービスの向上   私たちは、台湾の国際観光ホテルとして、世界中のお客様にご利用いただいています。 お客様により満足いただき、台湾にお越しの際にリピート利用してもらえるように、カスタマーサービス強化の側面からもトリプラのAIチャットボットを活用しています。         Q:「triplaチャットボット」の魅力は?   ―合理的なコストと分析機能   トリプラチャットボットは、トリプラ側のトレーニングによってAIが成長します。 高品質でありながら、私たちの目的に見合う合理的なコストであると判断しました。 特に、ダッシュボードで顧客分析ができる点を評価しています。 言語別、時間帯別、どのページからチャットボットにアクセスされたか、どの質問が良く参照されているか、といったデータを見られるので、業務に活かすことが出来ます。 また、チャットボットは、まるで代表電話に代わってあらゆるお問い合わせを受けてくれます。電話対応の専属スタッフを常に用意しなくても業務が回るようになりました。       ―トリプラには台湾人スタッフがいて安心   トリプラには台湾人スタッフがいるので、導入準備やテキスト翻訳を安心して任せることができました。 サポートセンターとのやり取りも、言葉の壁を感じることなくスムーズです。           【 「シーザーパークホテル板橋(板橋凱撒大飯店)」のコンセプト・特徴】   台北にアクセス良好な国際観光ホテル 新北市の都市型ビジネスエリアに位置する、国際観光ホテルです。 最高設備の客室をはじめ、平渓ランタンをイメージした装飾の美しいロビー、レストラン、屋上プール、夜景の見えるラウンジバーで、台湾の旅を満喫いただけます。 都市とリゾートが融合した、これまでにないホテルステイ体験を提供します。         「シーザーパークホテル板橋(板橋凱撒大飯店)」 客室           「シーザーパークホテル板橋(板橋凱撒大飯店)」 屋上プール         「シーザーパークホテル板橋(板橋凱撒大飯店)」 エントランスロビー           「シーザーパークホテル板橋(板橋凱撒大飯店)」の公式サイトを見る     インタビューにご協力ありがとうございました。...

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伝統とモダンを融合した大分県由布院の温泉旅館「由布院別邸 樹」を運営する樹ホテルズジャパン株式会社。2021年3月には、同地由布院に「梅園」「東匠庵」二つの旅館を承継・リニューアルオープンします。 2017年頃にインバウンドの受け入れを検討する中で、「サービス向上が見込める」と感じ「triplaチャットボット」を導入いただきました。「大きなホテルだけでなく、小さな旅館こそ早期導入を」と仰る代表取締役 前田様に、トリプラご活用の成果や感想を伺いました。                   樹ホテルズジャパン株式会社   代表取締役 前田 洋様                     Q:「triplaチャットボット」導入の経緯と成果をお聞かせください。   ―チャットボット導入と海外売上が連動しています     「triplaチャットボット」の運用開始に伴い、インバウンドの売上とシェアが急激に高まっていったという実感があります。 当時は、インバウンド観光客の予約は多言語対応の問題があり海外OTA経由で承っていましたが、その海外OTAのシェアが上がってくるタイミングと多言語AIチャットボットを導入したタイミングが見事に重なっていたんですね。これはチャットボットの導入の成果でもあると考えています。 もちろん日本全体のインバウンド観光客数が増えていった背景もありますが、実際には、予約が増えたという事よりも、予約後のキャンセル率が大きく減ったという方が正しいと思います。 多くの旅館で起こっている事ですが、インバウンド予約は、予約数も多いですが、キャンセルも多く発生します。チャットボットの導入は、インバウンド観光客の予約から館内情報など、一連の不安解消につながっており、結果的にキャンセル率が下がり、リードタイムの長いインバウンド観光客の宿泊成約率の歩留まりが上がったとみられます。 お客様が分かる言語で即時に問題解決できると、やはり信頼感が生まれるのだと思います。           ―顧客サービス向上のため「小さな旅館こそ早期に導入を」   小規模のホテル・旅館さんが自分たちだけで、インバウンド観光客との十分なコミュニケーションを図ろうと考えれば、やはり、このシステムを入れることがお客様に対しての一番のサービスだと思います。 チャットボットを使い始めた2017年当時の課題はインバウンド観光客との予約対応でした。日々メールボックスに届く大量のお問合せを、長時間かけて返信しておりましたが、AIチャットボットの導入により、即時、且つ自動で回答できるようになりました。しかも24時間、相手に合わせた言語でお問い合わせ対応を代わってくれる即時性のあるシステムとして大変効果的だと感じています。 どれだけ従業員教育をしたとしても多言語教育は難しく、一方、多言語を使える海外人材を採用したとしても、フロント業務ができるまで旅館のオペレーションを把握してもらうには時間が掛かります。 しかも昼夜を問わず24時間対応できるというのは小規模施設ではあり得ないため、そこはAIチャットボットが最も活躍できるところだと思います。 採用が難しい多言語スタッフを24時間配置するのと同じ機能が生まれているとも言えます。 コスト面からみても、多言語対応ができる人材を24時間配置するとなると在籍人数としては、4-5人は必要です。その人材の採用育成のコストを考えると、AIチャットボットはその1/10程度で済むのではないでしょうか。 また、チャットボットは労力削減の側面で考えられがちですが、私は「顧客サービス」だと捉えています。 お問合せを頂くお客様の電話代のみならず、それにかかる時間もお客様の大切な資産です。スピーディな対応により、不安や不便を解消できる事から、お客様の貴重な資源を損なわないという点で、サービスレベルが上がります。しかも会話履歴も残ります。 当社を含め、多くの小規模施設が直面する人材不足は、今後の人口減少時代において抜本的な改善が見込めない中、こうしたAIチャットボットのような先進的な情報技術は、お客様へのサービス品質の向上、不安や不便を解消するという意味でもとても重要な顧客サービスと考えています。         ―トリプラのトレーニングにより、自施設に特化した回答をAIが吸収   導入後、回答内容についてトリプラの日本語担当オペレーターから電話がかかってくることがありました。それって逆に新しいなと感じました。チャットというデジタルな部分とアナログの融合点ですね。 確認の電話はまったく負担にはならず、それはむしろ良いことだと思っていました。お客様からのやや難解な問いに対して、チャットの裏側でオペレーターと連携し、旅館がこう考えているという内容を、オペレーターを経由して回答できるわけですから、むしろ安心感がありました。 時にはイレギュラーケースや説明しづらい部分もあります。それをある程度こちらの意図をオペレーターに伝え、そして多言語化してゲストに正確に伝えられるので、この体制は大事なアナログさだと思っています。 しかも、一度回答した内容はディープランニングで蓄積されるので、使えば使うほど精度が上がる。 チャットボットを導入したばかりの施設と、当社のように2年以上使っているところだと、その施設に特化した回答内容と深さが圧倒的に違ってきます。だからこそ、少しでも関心がある施設は、早めに「triplaチャットボット」を入れた方が良いと思っています。           ―「宿泊予約連携」をはじめ、ホテル旅館が求めている新機能が続々と追加   「これからはAIとIoTで生産性を上げなければならない」という大きな課題を認識していた頃に、トリプラに出会いました。 当時、そこまで知名度の高くない、ベンチャー企業ではありましたが、だからこそ、大手ではできないことも、改修しながらやっていけるのではないか。特にクラウド型のAI、IOTは、工場機械や置き型の情報端末とは異なり、驚くようなスピードで随時バージョンアップや拡張・拡大でき、ベンチャーに向いているのではないかと思っていました。なので、トリプラで作り始めたばかりのシステムに乗っかってみるのはおもしろいなと思いました。 チャットボットに関して、トリプラは、最初から市場の課題やニーズがよく見えている印象があります。 トリプラにはよく「こういうことできる?」「こういうところって今後予定あるの?」と聞きましたが、その場ですぐに「今度導入検討します」「今後拡張予定です」と言って貰えた。 そして実際に、リリース初期の時点では付いていなかった「宿泊予約連携」の新機能が搭載されました。これはかなり大きなシステム改修だったと思います。 当初は、予約に関する質問の回答に関しては、予約先リンクを貼れるくらいでしたが、新機能によって、チャットボット自体が当社のサイトコントローラーと連携し、チャットボットの中でお客様が便利に予約出来るようになったのは大きいですね。 今では、宿泊予約システムも誕生して、相互にリンクし始めているので、これからもトリプラの新機能には期待しています。 ※現在「triplaチャットボット」は、国内主要サイトコントローラー4社(TLリンカーン、ねっぱん、手間いらず、らく通with)と連携可能             Q:「triplaホテルブッキング」導入の経緯や成果をお聞かせください。   ―コロナ禍であっても自社予約比率が1.19倍に向上   以前の予約システムと比較して、triplaホテルブッキング導入後は、直予約の比率が1.19倍になりました。 予約エンジンの利用を開始したのはコロナ真っ只中の2020年3月で、その直後に緊急事態宣言もあり新型コロナウイルスの影響で宿泊施設が最も打撃を受けた時期でした。 そのため海外OTAや国内OTAも合わせて分母となる宿泊予約件数自体は減っていましたが、その状況でもtriplaホテルブッキング経由で入る自社予約件数は落ちていません。それどころか、自社予約比率は向上しています。 先になるかもしれませんが、インバウンドも含め国内外の旅行者が戻ってきたときに、ますます効果を発揮してくれるのではないかと期待しています。         ―言語の壁を超え、海外のお客様にも意図を伝えたかった     導入の理由としては、外国人の直予約比率が一定数確保できるのではないかと思ったのがまず一つですね。 私たちが自社HPに置く予約システムを外国人が使おうとすると、他社の予約システムですと日本語のみもしくは機械で強制的に翻訳されたテキストが出る場合が多いです。 それでは外国人は使いづらいし、こちらの意図も正確に伝わらない。 それを解消できるのは多言語対応されている海外OTAになるので、実は、多くの旅館はわざと海外予約を海外OTAに流す傾向があります。旅館側としても外国語対応は大変なので、海外OTAに誘導しているケースが多いです。また、当然その分、手数料も高くなります。 多言語対応の問題を解消する予約システムとして、トリプラは大変有用です。標準料金の中で、トリプラのネイティブスタッフにより英語・中国簡体字・中国繁体字・韓国語に翻訳された予約システムが使えます。 こちらの意図を外国人に正確にわかり易く伝えるといった意味で、これもつまりは顧客サービスだと考えていますね。         ―トリプラの予約画面の魅力は、海外で主流なシンプルなUI   当社が考える今後の成長シナリオとして、グローバルに展開していくという大きな柱がありましたので、外国人にやさしいUIが必要だと考えてトリプラを選びました。 海外のお客様に予約しやすいと思っていただくためには、UI(ユーザーインターフェイス)、つまりお客様から見たときのシンプルな予約画面が重要になります。 傾向として国内OTAでは写真はもちろんですが、テキスト部分でのキャッチコピーやプラン説明の内容が大事とされていますが、一方で大手海外予約サイトでは写真が大きめ+整理された文言に必要最低限の商品説明という共通した特徴が見受けられます。 トリプラの予約画面を見たときに、まるで海外予約サイトのようにUIがとてもシンプルで、そこも既にインバンドマーケットに対して、最適化されていると感じました。 また、国内向けのプラン説明は抽象的な表現で説明を書く傾向があります。それが自動翻訳されたときに、海外のお客様から見た宿泊プランの殆どは訳がわからなくなってしまう。トリプラであれば、必要最低限の情報内容が多言語で整備される。 さらに、予約や検索画面に複雑なところはなく、これであれば国内外のお客様にとって使いやすい。かつ、宿の伝えたいことが、シンプルにきちんと多言語化されて伝わると思いました。             Q: 有効活用できている機能を教えてください。   ―「未来の宿泊チケット」の開発スピードの速さには驚きました   コロナ始まってすぐに、お客様に前払いで購入いただける「未来の宿泊チケット」の販売機能が実装されましたが、その開発スピードには驚きました。 コロナの流行・緊急事態宣言に伴い、急激に当時資金繰りに行き詰りそうになっていた頃、このサービスが突然実装されるという連絡を受けました。「今はコロナで旅行は控えたいが、もし近い未来にコロナが落ち着いたら旅行に行きたい。しかも少しお得に。」というニーズと相まって、実際に多くのお客様が未来宿泊券を購入して頂けました。 施設側にとっても、事前購入型ですので、資金繰りの面からも、コロナ流行下の厳しい状況を助けて頂いたという気持ちがあります。 ※その後、よりお客様にメリットの高いGoToキャンペーンが始まったため未来の宿泊チケットの販売は控えています。 また、未来の宿泊チケットの凄いところは、双方にとって手間がかからずに運用できることですね。従来から宿泊券の販売は行っておりましたが、従来型のアナログな宿泊券販売手法は、お客様にとっても宿にとっても手間が多くありました。お祝いや会社のゴルフ景品用途など、買っていただく場合もありましたが、チケットを作成し、郵送し、振込を確認し、空き状況を電話で確認するなど、相互に負担があったのではないかと。 そのプレゼント用途を、全てオンラインで解決していくシステムだったので非常に良いですね。 自分たちがお客様に対して事前に直販をする。更にその宿泊券を別の人に利用してもらうとか、プレゼントすることも可能です。GoTo以降、これが主戦場に戻ってくるのではないかと期待しています。 使っていておもしろいですし、今後も活用の仕方があるのではないかと思っています。         ―「Google Hotel Ads」で自社をベストレートで露出したい   Googleホテル広告連携も、おもしろくてかつ重要な仕組みですね。 直予約を増やすために、他社よりも価格面やわかりやすいプラン紹介など良い感じでWeb上に露出していく必要があります。 トリプラは、OTAの価格比較のベストレート機能がついていますし、さらに今後GoToで35%割引後の料金も出せるようになってくるので、確実にベストレートが出せるようになると聞いています。 3月下旬開業予定の、当社グループ「由布院 東匠庵」では、自社販売を主要な柱の一つと考えておりますので、Google Hotel Adsも運用開始する予定で準備を進めています。           Q:今後の展望をお聞かせください。     triplaホテルブッキングのオプション機能を活用して別注料理などの販売を行っていきます。 客室での高級仕出し料理をプラン展開の一つとして行っている「由布院 梅園」では、オプション販売機能がより重要になっていきますね。 当社グループで3月リニューアルオープンの「由布院 梅園」では、提携している「仕出し屋わさび」さんの仕出し会席を1泊素泊まりプランのオプションで販売しています。コロナ流行下において、客室で楽しめる仕出し料理はニーズが高く、「東匠庵」でも提供していく予定ですので、triplaホテルブッキング上でオプション販売を組めるようにしていきます。 小規模・多施設を主軸とした当社のグループ展開において、AI・IT・IOTを主軸としたトリプラのサービスは、生産性の向上を図る上でマストになっていきます。 運営施設が増えたことで、今後は、グループ会員が需要になってきます。直予約が増えるのはとてもありがたいことなので、会員登録してもらってお客様との関係性を築いていきたいと考えています。 両サービスの親和性でいうと、CBの会員登録機能など最近さらに連携強化されている。 これまでも数々の新機能を実装してくれたトリプラに、今後も期待しています。           【 「由布院別邸 樹」のコンセプト・特徴】   由布岳の麓、くつろぎの離れ宿   雄大な由布岳の麓、由布院の街に、それぞれに趣向を凝らした13棟14部屋の離れ宿を構えています。地産池消にこだわり、旬の食材を使用した新しい由布院料理が堪能できるレストランも併設。ゆっくりと非日常をお楽しみいただけます。 また、樹ホテルズジャパンでは大分県由布院に複数の温泉旅館を展開。2021年3月には、名苑と名水の宿「梅園」がリニューアルオープンし、トリプラサービスを導入予定です。   「由布院別邸 樹」 客室露天風呂           「由布院別邸 樹」 客室             「由布院別邸 樹」の公式サイトを見る     インタビューにご協力いただきありがとうございました。...

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国内外で4ブランド合計58店舗(2021年1月末現在、開業準備中も含む)を運営する「相鉄ホテルマネジメント」様。2017年頃よりICT(情報通信技術)の活用を本格的に推進し、お客様の利便性向上に取り組んでいます。 「相鉄フレッサイン 日本橋茅場町」にて「triplaチャットボット」を1年間運用した後、SOTETSU HOTELSの47店舗に導入を拡大いただいた同社に、チャットボットのご感想や導入効果を伺いました。                    株式会社相鉄ホテルマネジメント          運営本部 運営部 次長        楢山 美鈴様(写真中央)      運営本部 運営部 係長        三須 裕章様(写真右)      運営本部 マーケティング部 課長   水沼 美欧様(写真左) 相鉄フレッサイン 東京錦糸町 支配人 塚本 竜大様    相鉄フレッサイン 東京六本木 支配人  高坂 賢太郎様                  Q:「triplaチャットボット」の導入効果はいかがでしょうか。   ―お客様に時間を気にせず問い合わせいただけるようになった   1年先行して導入、運用を開始した「相鉄フレッサイン 日本橋茅場町」の振り返りを見て、24時頃が一番問い合わせのピークであることが視覚的にわかるようになりました。 お客様は日中忙しく、問い合わせする時間が取れないのだと思います。ホテル側といたしましては、24時間問い合わせをいただいてももちろん構わないのですが、もしかすると深夜の時間帯の問い合わせは、お客様が遠慮されているのかもしれません。 そこで、24時間即時回答できるチャットボットがあることで、お客様が好きな時間に簡単にお問い合わせしやすく、便利に感じていただいているのであれば、導入してよかったと思います。 チャットボットのAI回答率が上がっており、さらにチャットボットの利用件数が導入当初よりも伸びているので、お客様のお問い合わせのニーズに応えられているのではないかと考えています。 ホテル側も夜はスタッフの人数が限られるので、チャットボットで対応できるのはありがたいですね。             【「相鉄フレッサイン 日本橋茅場町」の先行導入ご担当者様のお声】         相鉄フレッサイン 東京錦糸町 支配人  塚本 竜大様(写真左)  相鉄フレッサイン 東京六本木 支配人   高坂 賢太郎様(写真右)    ※日本橋茅場町にて、2019 年6月から先行導入いただきました。         ―海外のお客様への対応が課題   店舗としては、海外のお客様への対応に時間が掛かるのを何とかしたいという課題がありました。タビマエとタビナカでお客様がスムーズに疑問を解消できるようにしたいというのがスタートです。 日本橋茅場町では当時、毎日外国人のお客様から沢山のお問い合わせをいただいていました。「空港からのアクセス」などWebサイトに載せている内容の質問でも、1件1件メールで返信するので時間が掛かっていましたが、そこが自動化されれば、スタッフの手が空き、他の業務に当たれるのではないかと考えました。       ―数値的な効果と、お客様の隠れたニーズを発掘   チャットボット導入の成果としては、店舗全体で見たお問い合わせメールの総数が減ったことが挙げられます。元々多かった「荷物の取り扱い」「チェックイン・チェックアウト時刻」などの簡単なお問い合わせが減り、スタッフの対応時間と労力の削減に繋がったと感じています。 そして何より、お客様の声を拾い、隠れたニーズに対応することはできたのではないかと考えています。 チャットボット設置後、駐車場に関する質問が多いことがわかり、画像も付けて誘導するようにしましたが、実は私たちとしては「元々そんなに駐車場の問い合わせが多かっただろうか?」という感覚でした。 しかし、チャットボットを設置するとよく使われる質問の上位に来ることが視覚的にわかり、これだけ聞かれるのであれば「隠れたニーズ」だったと言えるのではないかと思います。 チャットボット導入前は、お客様がご自分で調べたり、外部駐車場を探されたのかもしれません。 その情報をチャットボットで提示できるようになったので、お客様の疑問を解消したいというニーズに応えられ、CS向上にも繋がったのではないかと考えています。     もっとポジティブに考えると、予約を取ろうと迷っているお客様が、知りたい情報を電話で聞くのは面倒だと感じて、Webサイトがより充実している他のホテルを予約してしまうような状況もあったのかもしれませんので、一つ一つの予約を取り逃さないという効果もあるのではないかと思います。 今後さらに予約の増加に繋がっていくことを期待しています。 外国人のお客様がいらっしゃった時に、フロントにお越しいただかなくても簡単に疑問が解消できるよう、チャットボットのQRコードを館内に設置するなど、活用の余地や伸びしろはまだまだあるのではないかと思います。               ―お問い合わせ内容が可視化でき、社内ディスカッションの材料になる   電話での問い合わせ対応のみだと「何となくこのような質問が多いような気がする」といった、感覚に頼った分析になってしまうのですが、チャットボットを導入することにより、お客様からの問い合わせのデータが蓄積されるようになり、様々な情報が可視化できているので、傾向を正確に把握することができるようになりました。 そこから、「こんな回答を追加した方が良い」とか、「予約につなげるためにリンクを貼り付けてはどうか」といったディスカッションに発展させることができます。 また、トリプラの担当者の方からアドバイスをいただくこともあり、「triplaチャットボット」で収集できたデータを、今後もお客様満足度向上のために有効活用していくことができると実感しています。        運営部 係長 三須様         Q: 「triplaチャットボット」導入前の課題をお聞かせください。   ―お客様利便性向上、業務削減、回答精度の統一を目指して   ホテルでは問い合わせを受けると他の業務がストップしてしまうという課題がありましたので、問い合わせ業務はチャットボットで代用し、スタッフの業務負担を削減したいと考えました。 特に、深夜の時間帯はスタッフの数も絞っているので、24時間のチャットボットが入っていれば、お客様の利便性が向上すると思いました。   また、フロントのパートナースタッフは、時間帯によって入れ替わるので、担当者が違っても回答は均一化できることが理想です。 チャットボットを導入したことで同じような質問が多いという傾向が視覚的にわかりました。いつも同じ回答ができるというのはチャットボットの強みだと思っています。                 Q: 「triplaチャットボット」導入の決め手をお聞かせください。   ―導入時のサポート体制が充実していたこと   導入時のサポートをしてもらえるというのが大きかったです。トリプラが全店舗分のFAQを用意してくれて、私たちはそれを精査して追加修正するのみでした。 「triplaチャットボット」は800以上の施設に導入されていて豊富なFAQデータが蓄積されていると思いますが、ホテル旅館を混合したすべてのFAQが届くのではなく、私たちの各店舗に特化したFAQのみで構成されていました。 担当としては要らない情報がたくさん入っていると管理がしづらくなりますが、トリプラは店舗に即したFAQのみなのでその点の負担は少なく、導入がしやすかったです。 FAQの作成もとても迅速にご対応いただけたので驚きました。   また、チャットボットをWebサイトに設置するときの作業もとても簡単でした。 Webサイトに設置するためにはタグを1行埋める必要がありますが、その作業自体は1店舗につき5分あればできる感覚です。 そうした設置・導入のしやすさも含めて、利用しやすいシステムなのではないかと感じています。         ―標準で5言語対応、追加料金なし   また、5言語(日本語・英語・簡体字・繁体字・韓国語)に対応してくれるのもありがたいです。それを無償で翻訳いただけるので手間いらずです。 費用面においても、トリプラは5言語が基本料金で利用できるので、コストが抑えられてよいと思います。         ―導入側に寄り添う姿勢が見えた導入前   導入で一番大変だったのは、やはり全店舗分のFAQ準備でした。FAQ作成自体はトリプラ側が行ってくれますが、同時に導入する店舗数が約50店舗と多かったため、その確認や現場のスケジュールを揃えることがなかなか難しかったです。 ですが、トリプラにも修正などの即時対応やスケジュール調整に協力いただいたこともあり、一度に導入することが出来ました。   また、triplaチャットボットの多店舗導入前に、複数社のチャットボットのトライアルを行いましたが、きめ細かいフォローや一斉導入の条件を実現できるというトリプラに決めました。トリプラは一緒に創り上げてくれたと感じています。       左:運営部 次長 楢山様、右:運営部 係長 三須様         Q:今後の展望やトリプラに期待することをお聞かせください。   ―お客様の利便性向上と安心してお使いいただけるホテルを目指して   相鉄ホテルマネジメントでは、コロナ禍になる以前の2017年頃から、ICTの取り組みに力を入れています。自動チェックイン・チェックアウト端末を導入し、人と接することなくスマートにチェックインができる仕組みを全店に向けて展開しているところですが、コロナ禍でますますその需要は高まってくると思います。 フロントを介さずともスムーズなチェックイン・チェックアウトができ、滞在中の問い合わせもQRコードなどからチャットボットの利用へつながれば、今の時代、お客様にとって時短となり、ホテルを安心してご利用いただけるのではないかと考えております。         ―予約動線の強化など更なる利便性向上へ   店舗との調整が必要なため、まだすべての機能は活用できていない部分があります。 今は問い合わせに対する回答機能のみになっていますが、今後は予約に繋げる動線の強化や、レストラン予約の機能を利用するような整備を出来たら良いと思っています。 まずは「どうしたらお客様の利便性が上がるか」を一番に考え、その結果として、私たちホテル側の提供したいサービスが届くと嬉しいです。         ―海外展開にあたりお客様の母国語を入れられると嬉しい   相鉄ホテルマネジメントでは、海外の店舗として韓国ソウルで3店舗運営しているほか、ベトナムにおいても出店を予定しています。 英語が通じる国もありますが、やはり母国語が入っているとお客様は安心できるのではないかと考えていますので、その国の母国語で対応できると嬉しいですね。       マーケティング部 課長 水沼様         【SOTETSU HOTELSのコンセプト・特徴】   ICT(情報通信技術)を活用してお客様の利便性向上を追求した「相鉄フレッサイン」をはじめ4つのホテルブランドを運営しています。公式サイト上の「triplaチャットボット」に加えて、朝食会場の混雑具合やランドリーの使用状況等が客室にいながらわかる客室VODなどを導入、また、SOTETSU HOTELSの会員になることで、QRコード認証による自動チェックインチェックアウト機でのチェックイン・チェックアウトがスムーズにできるなど、お客様に便利にお使いいただけるホテルを目指しています。       「相鉄フレッサイン 東京錦糸町」外観       「相鉄フレッサイン 横浜駅東口」ロビー               SOTETSU HOTELSのホテル一覧を見る       インタビューにご協力いただきありがとうございました。...

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箱根強羅で愛犬と過ごせる旅館「グアムドッグホテルズ  箱根強羅グアムドッグ本店」様。最新で使いやすい予約システムを自らリサーチし、「triplaホテルブッキング」を導入いただいた後田支配人に、トリプラ導入の決め手やメリット、グアムドッグホテルズのコンセプトや想いを伺いました。             グアムドッグホテルズ 箱根強羅グアムドッグ本店   支配人 後田 慎吾様             Q:「triplaホテルブッキング」の導入効果をお聞かせください     ―「予約操作方法がわからない」という電話が無くなった   トリプラ導入までに、3社の予約システムを利用してきました。以前利用していたシステムだと操作が複雑で、お客様がどう予約を進めて良いかがわかりづらく、予約途中のお客様から電話がかかってきて結局宿が代理で入力を行うようなことがありました。 しかし、「triplaホテルブッキング」は、洗練されていてお客様にとって使いやすいシステムであるため、トリプラにしてからは予約方法に関するお電話は無くなりましたね。 うちは元々自社予約比率が80%以上で、トリプラ導入後もその比率は維持しています。その点からも、トリプラではお客様が自らスムーズに予約を完了することができていると言えると思います。   小さな宿は、少しでもシステム化できるところはシステム化したいという思いがあります。そうでないと宿全体のサービスを充実させられないし、システムを入れたことで問い合わせが増えてしまっては本末転倒です。 そうして省いた時間をサービスにあてたい。機械でできるところはシステムにやらせて精度を上げたい。そのシステムの部分にお金をかけるのは、人件費に比べると微々たるものと考えています。 一方で、直にお客様に触れるものを手厚くしないと感動は生まれない。 「triplaホテルブッキング」と「triplaチャットボット」の導入により、接客やサービス面に掛ける時間と余裕が生まれたように感じていますね。         ―「クーポン機能」はお客様にとってのメリットが大きい   今は一時停止していますが、GoToキャンペーンのときに35%オフで自社サイト上で直販できるのは大きいですね。割引後の価格で販売できるので、お客様にとっては、後から他サイトでクーポンを取得する必要もなく決済まで完了し、とてもわかりやすいと思います。 また、goto停止発表後、すぐに新しいプランを登録・販売することができました。今だと「ワンコと一緒にワーケーション」のプランですね。引き続き、GoToキャンペーンの動向を見て、「triplホテルブッキング」で柔軟に対応していきたいと考えています。           Q: 「triplaホテルブッキング」導入前の課題をお聞かせください   ―「直販で来るお客様を増やしたい」という開業当初の課題   宿を開業してまずは、お客様を集めるためにOTAで販売を始めました。トリプラより前に使っていた予約エンジンとOTAの相性が良かったので一緒に使い始めましたが、OTAだと競合が多いですし、やはりコンセプトを表現できないように感じていました。 グアムドッグには「愛犬を人間と何ら変わらない家族の一員ととらえ、愛犬と一緒に同じ時間を過ごしてもらいたい」という、うちのコンセプトが気に入ってくるお客様に来てもらいたいという想いがあったんです。   また、従来のシステムだと予約手順がお客様にとって分かりづらいのではないかと感じていました。 初めにプランを選ぶ→自分の情報を入れる→次に進んでもまた様々な項目を聞いてくる。しかも間違えてしまったりページ遷移後に戻ると情報が全部消える。だからお客様が途中で諦めてしまっても無理はないと思っていました。 そこで、宿のコンセプトを表現できてかつお客様が使いやすい予約エンジンを探していました。         ―温泉地ならではのハード面の問題。クラウド型を探していた。   もう一つ、ハード面の問題がありました。他社エンジンはまだ完全なクラウド型ではなく、オンプレミスです。 しかし、温泉宿では、硫黄の影響でPCがしょっちゅう壊れてしまうんですね。 基盤とマザーボードが壊れて突然電源つかなくなることがあります。なので怖くてソフトは入れられずOSのみ、データは全部クラウドに上げたいというのがありました。 この問題は、トリプラの業界初のクラウド型宿泊予約エンジンで解決できると思いました。         ―分かりやすいサポートが欲しかった   最後に、サポートとのやり取りですね。歴代システムだと、返答を受け取るのに日数がかかったり、返事はすぐに貰えるもののシステム自体がなかなか複雑で。あと大手向けに作られていたり考え方が古かったりしました。説明でいただく用語自体も難しく、やり取りが大変でしたね。 その点トリプラは、対応も早く、わかりやすい言葉で説明してくれました。さらに、大手ホテルだけでなく、私たち旅館の声も聞き入れてくれる会社だと感じました。           Q: 「triplaホテルブッキング」導入の決め手は何でしょうか? ―「見た目が洗練されている」というのが一番   トリプラの画面を見たときに「洗練されている」と感じたのが第一印象であり、一番の決め手でした。「最短4STEPで予約完了」というコピーにも惹かれましたね。 お客様にとって、大きな写真付きで宿のプランが分かりやすくて、予約動線も良い。どこに何を入力すればよいかがわかり易く、外部サイトに飛ぶことが無い。 クレジットカード決済もトリプラのドメインの中で出来ますし、これであればお客様が途中で離脱しないのではないかと思いました。 また、ハード側の負担が少なくなるところも、最新型のシステムだと感じました。       ―クレジットカード決済に切り替えるメリットが多数   コロナが流行り始めたのもあり、現地決済をなくしてカード決済のみにしたいと考えていました。クレジットカード事前決済は、キャンセル料未徴収のリスク回避になります。さらに、当館のコンセプトに共感して必ず泊まりたいと思ってくださるお客様が予約してくださることも双方にとってのメリットです。 時代的にもキャッシュレス化が進んでいますし、旅行に現金を持ち歩くのはリスクです。年末年始に家族連れでお越し頂くときに、何十万円というのをご用意いただいてお持ちいただくのは、受け取る側としても申し訳ないんですね。 宿に来る前に決済まで全て簡単に終わっていて、チェックインやチェックアウトは気持ちよくスムーズに行いたいというのがありました。   以前使っていた予約システムだと、大手オンライン決済システムには対応していましたが、まだまだ日本では普及していないんですよね。お客様にアカウントを作っていただく必要があり、それは一つ大きなハードルでした。 しかし、トリプラであれば、カード情報の登録は必要ですがその決済画面が宿の公式HP上にある。画面が遷移してお客様が不安になったり、余計な手間がかかることはありません。 さらに、カード決済手数料が1.8%というのも、小さな宿にとっては非常に魅力的ですね。   今後、コロナの影響もあり、フロントで現金をやり取りする必要のない「非接触」の動きがさらに加速していくと考えます。カード決済対応を考えているお宿にとって、トリプラにするメリットは大きいと思います。         Q:「triplaチャットボット」を導入いただいた経緯をお聞かせください   ―チャットボットは公式HPの「ナビゲーター」   これまでもチャットボットは使っていましたが、フローチャート式のものでした。 グアムドッグでは公式HPにかなり力を入れていて、その分情報量が多くなっています。そこでフローチャート式だと、うちの深い階層まで作りこんでいるHP上では、知りたい情報に辿り着くまでにお客様に時間が掛かっていたと思います。 そこで、フリーワード式のチャットボットが入ると知りたい情報へのアクセスが楽になるのではないかと考え、triplaチャットボット導入を決めました。   充実しているHPがあるので情報をお届けしたいですし、その際少ないスタッフでやっているので、人の手を使わずに精度の高い回答を提供したい。そこで、気軽に使えるチャットボットがナビゲーターの役割を果たしてくれると良いですね。 今回はIT補助金を活用してチャットボット入れたんですが、その申請周りもトリプラがサポートしてくれて助かりました。         ―スマートフォンで公式HPを快適に利用いただくために   うちの公式HPは、特にスマートフォンからはまだまだ見づらいと思っています。そこで、さりげなくチャットボットのアイコンがあり、質問ができて、行きたい階層まですぐにジャンプできるとお客様にとって利便性が上がると思います。   また、gotoが終わった後のことも考えないといけないと思っています。特に、スマホでいかにスムーズに予約できるかが課題だと考えていて、チャットボットを入れて予約取れるようにしたり、本当に泊まりたい人が知りたい情報を得られるようにと考え、チャットボットの強化にも乗り出しました。 犬種・大きさ・頭数など、ワンちゃんに関する情報を聞かれることが多かったので、その回答精度を強化することと、チャットボットのアイコンも機械的ではなく、うちのHPのコンセプトである「グアム君が答えているかのように」とカスタマイズしていきたいですね。         Q:今後の展望をお聞かせください     ―オプション販売に力を入れたい   今は、部屋数をたくさん取ると密になってしまうからできません。稼働率よりも単価、つまりお客様にとっての付加価値を上げていく必要があります。そこで、今年は2部屋を1部屋に改造する工事を予定しています。3部屋にして全室スイートにする予定です。 単価を上げるという点で、triplaホテルブッキングのオプション販売機能も使っていきたいと考えていますね。 うちのレストランでは、シャンパンやワインをご用意しているので、お好きな銘柄を事前に購入いただけると、私たちもお客様を万全の状態でお迎えできると考えています。         ―時代に対応した宿にしていきたい   グアムドッグでは、ワーケーションプランの販売を開始しました。ワンちゃんと一緒に泊まれて、ドッグランをしながら仕事もできる。そんな時間を過ごしていただきたいですね。 そのために、各部屋に有線LANを引き込んでアクセスポイントを設置するなど、設備工事を完了しました。 そのワーケーションプランを、トリプラのエンジンで大きな画像とともにわかり易く販売し、ワンちゃん好きのお客様にお越しいただければと考えています。 また、お客様の利便性が上がる最新システムは今後も導入していきたいと考えています。 そうすることで、ワンちゃんの宿というコンセプトに加えて、更なるブランディング強化を続けていきたいですね。         【 箱根強羅 グアムドッグのコンセプト・特徴】 ―愛犬と過ごす大人だけのにごり湯料理宿- ドッグラン、ワンちゃん専用温泉など、大切な家族である愛犬と一緒に泊まれる設備を備えた温泉宿です。お部屋はもちろん、お食事もお風呂も愛犬と一緒にお過ごしいただくことができ、箱根強羅での家族の想い出作りを最大限サポートしています。 「愛犬の幸せのためなら何も惜しまない。それがオーナー様の幸せの糧だから。そんな想いを形にするお手伝いをさせていただきます。」(後田支配人)     「ワンコと一緒にワーケーション」プラン客室         足湯併設のドッグラン         箱根強羅グアムドッグのホームページを見る       インタビューにご協力ありがとうございました。...

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「triplaチャットボット」は、企業の公式Webサイトはもちろん、公式LINEアカウントやFacebook Messengerとの連携、スマートフォンアプリへの導入が可能です。 東京駅のエキナカ・エキソトの商業施設を運営する「株式会社鉄道会館」様は、お客様との接点を様々なページやツールに設けています。 「お客様のお問い合わせに迅速に回答したい」という想いから「triplaチャットボット」を各箇所に導入いただいた同社に、導入理由や効果を伺いました。                 ※2021年1月時点 鉄道会館 営業本部 サービス品質推進部 井坂 太郎様 (写真右)   鉄道会館 営業本部 マーケット戦略部 マーケット開発グループ 髙橋 知輝様 (写真中央)   鉄道会館 営業本部 販促メディア部 松井 沙耶香様(写真左)           「triplaチャットボット」設置箇所 ■東京駅ご案内スマートフォンアプリ「東京ステーションナビ」 ■商業施設「グランスタ」公式ホームページ ■「グランスタ」Facebook messenger           Q: 「triplaチャットボット」の導入効果はいかがでしょうか     ―担当者は緊急度の高いお問い合わせに専念できるように   チャットボットを導入する以前は、グランスタのお問い合わせフォームには、回答の優先順位が異なる多くの質問が寄せられていました。 例えば、クレーム対応と営業時間ではトピックスの重さが違います。クレームにはすぐに対応しなければならない一方で、やはり明日来てくださる予定のお客様にも前日夜ではなくなるべく早めにご回答したい。 こうした状況で、営業時間のようなHPに載っている質問に対してはAIが自動回答を行うことで、担当者は緊急性の高いものや難しいお問い合わせに優先的に対応することができるようになりました。 昨年だと、10月上旬の「GoToトラベルの地域共通クーポンはどこで使えますか?」「電子クーポンは使えますか?」といった質問や、例年クリスマスから年末年始にかけての繁忙期などに多い「いつ行くけど開いていますか?」といった営業時間のお問い合わせに対し、担当者が膨大な時間を割かなくともチャットボットで即時回答できたのではないかと感じています。       ―どのページを見ているお客様にも重要な情報をお伝えできる   グランスタのHPを訪れる人の中には、トップページに来る人もいれば、気になるお店の名前を検索して直接店舗ページに飛ぶ人もいます。 そして店舗ページに直接飛ぶ人は、グランスタ東京という施設全体の営業時間変更ページは見ない可能性があります。 そこでtriplaチャットボットがあれば、トップページだけでなくどのページにもポップアップ(任意のアイコン画像とメッセージ)が出てくれるので有難いですね。 公式HPのどのページを訪れたお客様にも、こちらが設定した大事な情報をお伝えできるのではないかと思っています。 また、せっかくHPが充実しているので、知りたい情報を探す手間を削減して適切なページに行ってもらいたいという想いがあります。チャットボットがあれば、HPに載っているような簡単な疑問を解消できる。「すべてのお客様に等しく施設を使って満足いただく」というポイントにおいても、非常にCSへの貢献になっていると思います。         Q:「triplaチャットボット」導入前の課題をお聞かせください   東京駅の利用者にとって「自分が今どこを歩いているのか」「行きたいお店がどこにあるのか」がわかりづらい、という課題がありました。 そこで、鉄道会館は2020年8月にスマートフォンアプリ「東京ステーションナビ」の本格運用を開始しました。東京駅については何でもわかるアプリへと進化させるため、東京ステーションナビの中に「triplaチャットボット」を導入しました。 同時期に、利用者にとってより分かり易くすることを目的に「グランスタ」の公式HPのリニューアルを検討していました。 その際、お問い合わせフォームから寄せられるメールの数が多く、担当者の負担になっている点を解消したいと考えました。また、お問い合わせフォームに連絡を頂いてから、一つ一つを手で返信するとどうしてもお返事に時間が掛かることもありましたが、東京駅でお困りのお客様はすぐに回答が欲しいだろうという課題もありました。これらをHPの中で解決・改善したく、公式HPにもチャットボットの導入を決めました。 「グランスタ東京」のFacebook Messengerの対応においても、同じく即時性と言語の課題があったためそれらを5言語対応のAIチャットボットで解決したいと考えました。             Q: Facebook Messenger連携の経緯と効果をお聞かせください   グランスタ東京が運営する公式Facebook の「Facebook Messenger」にも、triplaチャットボットを導入し、寄せられるメッセージ(お問い合わせ)に対する回答の自動化を実現しました。 Facebook Messengerの方には、数は多くはないものの、外国語でお問い合わせをいただくことがありました。お客様はチャット感覚で送ってくるのに対して、外国語を調べながらの対応になるためどうしても時間が掛かってしまっていました。 このような、お問い合わせが来たときにすぐに回答したいという課題をチャットボットで解決したいと考えました。 triplaチャットボットとFacebook Messengerを連携したことで、曜日や時間を問わずAIが5言語で即時回答できるようになり、担当者の負荷が軽減されています。           Q:「triplaチャットボット」導入の決め手をお聞かせください   お問い合わせの中には、鉄道会館が運営する商業施設の質問だけでなく、鉄道関係や駅構内に関する質問も来ていました。それらに幅広く回答できるAIエンジンを持っているのが「triplaチャットボット」だと思い導入を決めました。 また、ランニングコストが比較的安価であり、コストパフォーマンスの良さを感じました。       左:販促メディア部 松井様、右、マーケット戦略部マーケット開発グループ 髙橋様               Q: 今後の展望をお聞かせください     ―お問い合わせを分析してHP設計に活用したい   まず、AIに寄せられる質問=お客様が潜在的に必要と感じていた情報と捉えていて、質問の種類や属性や内容を分析して、マーケティングに役立てていきたいと考えています。 お問い合わせフォームに入れるのが面倒なお客様でも、チャットボットなら気軽に質問ができるようになりましたので、以前よりも簡単に疑問を解消できているのではないかと思います。 それでもフォームに届く質問というのは、HPに載っていないか、見ても分かりづらかった内容ということだと思うので改善していきたいと思います。         ―HP上で重要情報の伝達と販促を同時並行できるのではないか   例えばクリスマス時期には、私たちはクリスマス商品の打ち出しを強化したいですが、その時期にHPを訪れるお客様の中には、「年末年始に行くけど営業時間は変わるのか?」という先の予定を調べる目的としている方も多くいらっしゃいます。 そこで、目立つHP上のバナーのスペースとチャットボットのアイコンメッセージを併用できるようになったのは大きいですね。 これまでは、お客様にとって必要な情報とこちらから打ち出したい販促の両方の情報をHPトップのお客様の目に付く場所に載せることは不可能でした。しかし、例えば「GoToキャンペーン対応」や「営業時間の変更のお知らせ」などシステマチックな情報はチャットボットのアイコンメッセージに。季節ごとに打ち出したいフェアやキャンペーンの情報はHPのバナーにという使い分けができるようになりました。 今までシステマチックな情報を載せるために打ち出しをあきらめていた情報も載せられることになったので、今後も工夫して活用していきたいです。         ―インバウンド対応にも期待   また、インバウンドが戻ってきた後にも、チャットボットは多言語で活躍すると思います。お問い合わせフォームでもFacebook Messengerでも、外国語で返答するのはやはり時間が掛かるので、そこをAIチャットボットでクイックに反応していきたいですね。         左: サービス品質推進部 井坂様、右:販促メディア部 松井様               【 鉄道会館の事業内容と「グランスタ東京」について 】   株式会社鉄道会館では、東京駅の商業施設の運営および開発や、東京駅構内のコンシェルジュサービスを手掛けています。 「グランスタ」は、グランスタ東京・グランスタ丸の内からなるJR東日本最大規模の商業施設です。 「グランスタ東京」は、「TRY NEW TOKYO ST.」をコンセプトとして、エキナカ初登場の店舗や駅機能の拡充により、今までにないエキナカ空間を創造します。 「グランスタ丸の内」は、東京駅丸の内地下改札外にあり、「広がる東京駅時間」をコンセプトとして、東京駅やその周辺エリアの生活者へ新たな価値の提供を目指しているエリアです。         グランスタ東京エントランス       スマートフォンアプリ「東京ステーションナビ」 左:iOS対応QRコード、右:Android対応QRコード               「グランスタ東京」の公式サイトを見る       インタビューにご協力いただきありがとうございました。...

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