自社予約比率40%を達成!トリプラの機能利用で海外からの自社予約比率も25%を突破!

 

 


 

城崎温泉 三木屋」は、創業350年の歴史を誇る老舗温泉旅館です。伝統を大切にしながらも最善へと改善を続ける十代目の片岡様に導入の経緯や効果を伺いました。

 


 

【株式会社 三木屋】
十代目 片岡 大介 様

 


 

 

Q:予約エンジン「tripla Book」の導入の決め手をお聞かせください。

 

 

―多言語対応など豊富な機能が追加料金無しで利用できて魅力的

 

2015年頃に城崎にて説明会を聞いたことがあったのですが、その頃はまだトリプラのサイトコントローラーの連携も限定的で、我々の施設も稼働が少なく、まずは空いている部屋を埋めないといけないという状況でした。その後、徐々に部屋が埋まるようになり、稼働率も安定してきたタイミングで、自社予約を増やして利益改善を行いたいと考えるようになりました。コロナ期間中から検討をはじめ、もう一度改めて話しを聞いた結果、トリプラは自社予約を増やす機能が多数揃っており、多言語にも対応しているため外国人宿泊者を呼び込みやすいと思い導入を決めました。
以前利用していた予約システムは、機能を追加するごとにオプション料金がかかる仕組みでできることが少なかったのですが、トリプラは豊富な機能が追加料金なく利用できて魅力的でした。加えて、事前決済の手数料が安いところも決め手になりました。

 

 

 

Q:サービス導入のスピードや使用感はいかがでしょうか?

 

 

―インバウンド集客のためにも新しい仕組みに慣れる必要があると感じた

 

手厚いサポートのおかげもあり、導入はとてもスムーズに行えたと思います。閾値決めや導入時期なども我々の希望に寄り添いながら柔軟に対応いただき有り難かったです。
10年以上利用していたシステムからの切り替えということもあり、最初は操作に戸惑ったところもあったのですが、トリプラのシステムの方がシンプルで、海外OTAと似て外国人宿泊客が操作しやすい設計だと思ったので、インバウンド集客のためにも私が慣れていかないといけないと思いました。マニュアルを見たり、チャットボットや担当の方に相談したりしながら理解を深めていき2〜3ヶ月ほどかけて慣れていきました。

 

 

 

Q:「tripla Book」の導入効果はいかがでしょうか?

 

 

―自社予約比率40%を達成!全国旅行支援終了後に10%以上の上昇も!

 

自社予約比率は順調に増え続けています。導入以前の全国旅行支援中の自社予約比率が30%ほどで、全国旅行支援の終了後もトリプラの導入によって同じくらいの水準を保てたら良いなという気持ちだったのですが、現在は自社予約比率が40%ほどに増えています。旅行支援が終わったにも関わらず、自社比率は10%以上伸びており非常に効果を感じています。

 

―トリプラの機能利用で海外からの自社予約比率が25%に!

 

その大きな要因の一つとして、自社の公式ホームページから予約してくれる外国人が増えたことにあると考えています。現在、海外OTAの掲載は停止している状況なのですが、全体の25%くらいが海外からの予約となっています。予約ページの翻訳機能や多通貨決済など海外からの宿泊者に寄り添ったサービス設計のおかげでそれが実現できていると思っており、トリプラを利用して本当に良かったです。

その他の機能では、tripla Payも使い勝手がよく助かりました。予約者と宿泊者が違う場合の差し入れの支払いや、忘れ物をお届けする際の支払いなど、細かな金銭のやり取りが必要な時にとても便利だったので、また機能がバージョンアップされたら併せて活用したいと思っています。

 

 

 

Q:「tripla Bot」の効果はいかがでしょうか?

 

 

―お客様の声が顕在化することでビジネス機会の創出に

 

ボットをいれたことでお客様の気になるポイントが顕在化し、情報として足りていない点や注力する点が明確になり改善がしやすいです。

例えば、「貸し切り風呂だけの利用は可能なのか?」という質問をいただくことで、貸し切り風呂のみの需要も想像以上にあることがわかりますし、そうした声に合わせて公式サイトの情報を改善していくことでビジネスの機会が増えると感じています。

 

また、チャットボットを利用することで、言語を超えたコミュニケーションも便利になると考えているので、今後は宿泊中のコミュニケーションツールとしても積極的に活用し、外国人のお客様にも快適な滞在を提供していきたいと考えています。

 

 

 

Q:今後の展望をお聞かせ下さい。

 

 

―新機能なども利用しながらマーケティング強化をしたい

 

自社予約が増えてきたので、次は、宿泊いただいた方とどう関係構築をしていくかが課題だと感じています。宿泊後にもコミュニケーションを続けることで、ファン作りをしていきたいです。トリプラは常に時代に合わせて新しい機能やサービスが展開されているので、適時必要なサービスを取り入れて、マーケティングを強化していけたらと思っています。

 

 

 

Q:最後に、トリプラの導入を検討している施設へ一言お願いします。

 

 

―自社予約が増えたことを実感しているからこそ、旅館にもおすすめしたい

 

私自身がトリプラのサービスを利用して実際に自社予約が増えたことを数字で実感しているので、周りの旅館にも積極的におすすめしています。やっぱり最初はシステムを変更すると慣れない作業も多く大変だとは思いますが、自社予約が増えれば手数料の削減に繋がり、お客様情報を利用してリピーターを増やす施策も可能なので、長期的に見れば自社予約を増やすための対策は必要不可欠だと感じています。コロナも明けて、また日々の忙しさに追われてしまうこともありますが、持続的な経営のためにも一つずつ課題を解決し改善していく必要はあるのかなと思っています。

 

 


 

 

城崎温泉 三木屋

 

 

― 創業350年、志賀直哉「城の崎にて」ゆかりの国登録有形文化財の宿

 

2013年にリニューアルを行い、より快適に風情を楽しんでいただけるようになりました。下駄の音が鳴り響く賑やかな温泉街の中心にありながら、一歩足を踏み入れればそこには静かでゆっくりと時が流れる閑静な空間が広がります。

 

【三木屋 外観イメージ

 

【 三木屋 客室 】

 

【三木屋 温泉 】

 

 

城崎温泉 三木屋 公式サイト
https://kinosaki-mikiya.jp/

 


この度は、貴重なお話をありがとうございました。