自社予約の事前決済比率98%!自社予約の優位性を高め、より快適な宿泊体験を提供!

 

 


 

京王プレリアホテル 札幌」は、京王グループが運営する宿泊特化型のアッパーミドルホテルです。積極的にデータ分析を行い運用改善を行っている同社がトリプラを導入した決め手や効果と、自社予約の事前決済比率98%を達成している要因や事前決済にこだわる理由を伺いました。

 


 

【株式会京王プレリアホテル札幌】
アシスタントマネージャー 松原 雄希 様

 


 

 

Q:予約エンジン「tripla Book」の導入の決め手をお聞かせください。

 

 

―自社予約比率を高めるための販促機能の充実と開発スピードの速さが決め手に

 

京王プレリアホテルは京都と札幌の2店舗展開ということもあり、会員組織を使ったプロモーションが難しい状況にあります。そうした中で自社予約比率を向上させるためには、お客様がストレスなく簡単に予約ができる操作性の良さと、販促機能の両方を備えている「tripla Book」が適しているのではないかと考えました。
当時、ちょうど全国旅行支援が導入されるタイミングだったのですが、そのシステムがなかなか煩雑な仕様だったため、旅行支援に対応したクーポンが発行できる予約システムを必要としていました。もともと利用していたシステムでは機能の開発が思うように進まず、全国旅行支援に対応するスタッフを新たに雇うことも検討していた状況でしたので、トリプラのクーポン機能を利用することでそうした仕組みにも簡単に対応できる点はとても魅力的でした。

 

導入を検討するにあたり、多くのサービスの下調べを行いましたが、トリプラは旅行支援などの新しい取り組みにもいちはやく対応しており、開発スピードの速さと前向きな姿勢が感じられ、今後も必要な機能が充実していくだろうという期待が持てたところも決め手の一つとなりました。

 

 

 

Q:サービス導入のスピードや使用感はいかがでしょうか?

 

 

―1週間で導入が完了!お客様にも従業員にもわかりやすい設計で労働生産性向上に繋がっている

 

ローンチまで1週間と短期間で準備を進めたのですが、問い合わせに対する対応も早く、適切なアドバイスをいただいたお陰でスムーズに導入することができました。

予約画面の表示スピードが速く、日付指定の検索結果画面も閲覧しやすくなっており、お客様にホテルが見せたいプランをしっかり見せることができていると感じています。管理画面の操作もわかりやすいためプラン設定や広告の検証もしやすくなりました。特に、全国旅行支援実施時にはクーポン機能でフロント部門の負担を大幅に減らすことができて有り難かったです。
また、トリプラにはカスタマーサクセスの視点があり、その時々に適したアドバイスがいただけるのも魅力的です。

 

 

 

Q:「tripla Book」の導入効果はいかがでしょうか?

 

 

―自社予約比率10%以上の効果を実感

 

札幌という立地上、航空券付きのパッケージで予約するお客様が必然的に多くなってしまうなどの理由もあり、導入前は自社予約比率は4%〜6%の間に留まる形で苦戦しておりました。導入後、自社でGoogle検索広告を利用したプロモーションを実施したり、tripla Bookのメタサーチ機能を利用するなど自社予約比率向上のための施策を行っており、そうした相乗効果も相まって、2024年3月以降は13%程度の水準を確保できています。2023年12月までは全国旅行支援の宿泊事業者割り当て分もあり、自社予約比率が必然的に高まっていたとも考えられるので、実際の効果としては、10%以上向上しているのではないかと思っています。

 

 

 

Q:自社予約の事前決済比率が98%を達成されているのですが、その秘訣はありますでしょうか?

 

 

―事前決済という条件を上回るベネフィットを提供

 

会員プロモーションが難しいため、自社予約比率を出来るだけ高めるためにも、公式ホームページの宿泊プランは、OTAに提供している宿泊プランよりも価格・価値の両面で踏み込んだ内容で設定しているのですが、その予約は全て事前決済のみで受け付けている点が大きく寄与していると考えています。

具体的には、OTAの最安値から5〜10%ほどの値引きを行う、朝食無料や部屋のグレードアップなどシーズナリティごとにターゲットに合わせたプランを設定し販売しています。そうすることで、事前決済のみという条件を上回るベネフィットを感じていただき予約に繋がっていると考えています。

 

 

事前決済比率を上げることでお客様にストレスない宿泊体験を提供したい

 

事前決済比率を上げることで、キャンセルチャージを自動で収受できるなどのメリットもあるとは思っていますが、お客様にストレスのない宿泊体験を提供したいという思いが一番強くあるので、キャンセルポリシーもできるだけ緩めに設定し、お客様に負担のない形で事前決済を選んでいただけるような工夫もしています。

事前に決済を行っていただくことで、当日の追加精算が無い限り、チェックイン手続きを早く終わらせスムーズに部屋に入っていただけます。事前決済比率が高ければ高いほどチェックインの待機列ができにくくなるため、フロントの混雑も避けられ、皆様により快適なご滞在を提供できるようになります。

 

 

 

Q:最後に、今後の展望をお聞かせ下さい。

 

 

―自社予約比率のさらなる向上への挑戦

 

OTAや旅行代理店は、もちろん重要なビジネスパートナーでありますが、公式ホームページからの予約が増えれば、手数料を低減でき、その分をお客様や従業員に還元したり、ホテルの設備・サービス品質向上へ投資することで、業界全体の生産性が向上し、今より高品質な宿泊体験を効率的に提供できると考えています。
そうした意味でも、今後もユーザビリティの向上や魅力的なプラン造成に取り組み、自社予約比率を向上させていきたいと思っています。
数字的な部分では、2024年度中に自社予約比率を15%まで押し上げ、3年以内に20%以上を目標としています。

 

 


 

 

【京王プレリアホテル 札幌】

 

 

― 旅の感動の一場面として、こころに刻まれるホテルでありたい

 

京王プレリアホテルは、シティホテルの「京王プラザホテル」「京王プラザホテル札幌」で培った親しみのあるホスピタリティと、首都圏に展開するビジネスホテルチェーン「京王プレッソイン」のシンプルな快適さを融合させた、新ブランドホテルです。

プレリアは、「前奏曲」の意味を持つ「prelude(前奏曲)」に由来しており、「旅」という楽曲を、上質なホスピタリティで盛り上げる前奏曲でありたい、旅の感動の一場面として、こころに刻まれるホテルでありたいという想いが込められています。

 

【京王プレリアホテル札幌 外観

 

【 京王プレリアホテル札幌 客室 】

 

【 京王プレリアホテル札幌 朝食ビュッフェイメージ 】

 

 

京王プレリアホテル札幌   公式サイト
https://www.keioprelia.co.jp/sapporo/

 


この度は、貴重なお話をありがとうございました。