tripla株式会社が2.5億円の資金調達を実行 導入施設拡大に伴い、更なる機能の充実化を加速化

「triplaチャットボットサービス」を展開する、tripla株式会社 (本社: 東京都中央区、代表者: 高橋和久・鳥生格、以下tripla)は、2018年6月から7月にかけてイノベーション・エンジン株式会社 (本社: 東京都港区)、三井住友海上キャピタル株式会社 (本社: 東京都中央区)、三生キャピタル株式会社 (本社: 東京都江東区)の3社がそれぞれ運営する投資事業組合、および国内大手IT企業より総額2.5億円規模の資金調達を実行した。「triplaチャットボットサービス」とは、宿泊施設のホームページよりお客様がお問合せをしてきた際に、AIチャットボットと有人多言語オペレーターが宿泊施設に代わって回答を行うサービスである。ホームページ内のチャットアイコンを通じて、旅マエ・旅ナカのお客様はさまざまな内容をチャットで質問し、即回答を得ることができる。サービスを導入した施設は、宿泊前のお客様からのメール及び電話でのお問合せが平均50%削減できている。triplaは2017年1月より宿泊施設を中心とした旅行業界向けに「triplaチャットボットサービス」の提供を開始し、2018年6月にはインバウンド顧客増・ホテルの高稼働を背景に、契約施設数が230施設を突破し、急速に施設数が増加している。

triplaでは導入施設へのヒアリングを常時行い、導入施設のペインポイントやニーズを理解したうえで、サービスの拡張を行ってきている。導入頂いた施設とお客様からの質問内容を細かく分析するなかで宿泊予約に関する質問が多いことに着目、チャットで宿泊予約が取れるサービスの開発を追加で行った。具体的には、国内の殆どの宿泊施設が残室管理に利用しているサイトコントローラーとのシステム連携開発を行った。2018年5月には「手間いらず」、2018年6月には「TLリンカーン」とのシステム連携を開始し、既に導入が進んでいる。
また、2018年6月には、LINE@とのシステム連携が可能となり、宿泊予約を含めた「triplaチャットボットサービス」がLINE上でも提供可能となった。2018年7月には、導入施設が更に電話及びメールが削減できる機能拡張を行うとともに、施設周辺のレストラン予約を代行するサービスを追加した。レストランは日本国内全てのレストラン予約が可能だ。さらに、宿泊施設に加えて、レンタカー会社、鉄道会社での利用も広がっており、インバウンド顧客増への対応ニーズにも広く応えている。

triplaはプロダクトアウトではなく、マーケットイン重視の姿勢を取ることにより、導入施設共通の悩みをITの力で解決することを最優先している。 こういった導入施設様からの問題提起及び課題を更に解決していくために、開発体制を拡大しスピードアップを図っていくことが今回の資金調達の使途である。