triplaは、宿泊施設(ホテル・旅館等)に対してITサービスを提供する、東証グロース市場に上場しているベンチャー企業です。宿泊施設向けの予約システムである「tripla Book」を中心に、当社開発AIによるチャットボット「tripla Bot」、顧客管理とマーケティングオートメーションサービスである「tripla Connect」などのサービスを提供し、宿泊業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めています。当社のPurposeは、「最高の旅行ソリューションを通じて、宿泊施設の持続可能な成長と、世界中の地域社会の発展を支援する。」です。当社グループの最大の収益の柱であるtripla Bookaは、Expedia、Booking.com、楽天トラベル、じゃらん等のOTA(Online Travel Agent)と異なり、旅行客の方が当社サービスを直接、目にすることは少ないですが、非常に多くのホテルでご利用頂いております。
2015年4月15日の設立から約10年となります。コロナ禍を経て2022年11月25日に東証グロース市場に上場いたしました。その後、2023年11月~2024年2月に掛け、グローバル市場への拡大を目的とし、連続して3件の海外のM&Aを行いました。現在は、子会社を含め、日本・台湾・インドネシアを中心に、東アジア、東南アジア等にサービス展開しています。
2024年10月期末において、当社グループ従業員数は158名、その内、親会社であるtripla株式会社(日本法人)の従業員数は92名です。日本法人の内、管理部は現在、経理財務グループ(正式名称:Finance and Accounting Group)と人事総務グループ(正式名称:HR and General Affairs Group)に分かれています。経理財務グループでは、経理(連結含め)、財務、予算管理、IR等の業務を担っており、現在3.5名の人工で業務を行っています。なお、取締役CFO、経理財務グループ責任者、監査役3名の内2名は監査法人出身者であり、公認会計士も多く在籍しています。
まず、募集の背景についてご説明いたします。2024年10月期に海外M&Aを3件行ったことから、主要子会社が3社あります。また、2025年2月13日に公表しましたが、香港とアメリカの法人設立も完了いたしました。これに加えて、フィリピンでの子会社設立も現在、準備を進めているところです。
当社が置かれているこれらの状況から、今後は日本法人とこれらの子会社との資金のやり取りが増える予定であり、財務と経理(主として費用関連)を担って頂ける方を募集いたします。
国内の財務、経理業務は運用フローが確立されています。一方、海外の新設子会社については今後、体制構築していく部分もあるため、体制構築や改善についても、社内メンバーとコミュニケーションを取りながら進める役割も担って頂きます。
日本法人の管理部は全員日本人ですが、海外の経理メンバーとやり取りする際は、ビジネスチャットツールSlackで英語でやり取りを行います。また、現在は日本の銀行のシステムを利用していますが、今後は海外の銀行のシステムを利用する可能性があるため、簡単な英語の読み書きは必要となります。精度の高い翻訳ツールを契約しているため、英語の文章がわからないときはいつでも利用することができます。英語の口頭でのやり取りは原則ありませんので、英語での会話スキルは必須ではありません(エンジニアを中心として外国人が多いため、学ぼうと思えば学びやすい環境ではあります)。
<基本要件・スキル>
・財務業務または経理業務 2年以上
・英語での簡単な読み書き(海外への支払が多く発生し、現地法人とのやり取りが発生するため。翻訳ツール利用可。会話はできなくても問題ございません。)
・基礎的なITツールの利用ができること(Word、Excel、Slack、Gmail、Googleドライブなど)
・国内または海外の4年制大学での学士
<望ましい要件>
・監査法人対応
・月次決算の締め作業
・ベンチャー企業での就業経験