AI開発と旅行業界向けITソリューションを展開するtripla株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO 高橋 和久、代表取締役CTO 鳥生 格、以下「トリプラ」)は、同社が開発・提供するSaaS型宿泊予約エンジン「tripla Book」(旧:triplaホテルブッキング)において、Googleホテル検索での公式プラン料金表示における会員価格対応を、2022年5月13日より開始したことをお知らせします。
本対応により、宿泊施設は公式販売価格のみでなく、会員価格もGoogleホテル検索上にリアルタイムで掲載することが可能となり、Googleホテル検索から公式サイトへの流入を促進し、宿泊施設の自社予約比率向上ならびに収益最大化をサポートします。
■概要
長期化するコロナ禍により、宿泊施設が大きなダメージを受ける中で、宿泊施設が収益を最大化するためには、いかにOTAを介さず、自社公式サイトからの予約を獲得するかが重要となります。宿泊者が宿泊施設を選ぶ際には、販売価格を一覧表示して比較可能な「メタサーチ」を利用するケースも多く、宿泊施設はメタサーチで公式販売価格をアピールすることで、公式サイトへの誘導が可能となり、自社予約比率向上に繋げることができます。
これまでトリプラでは、メタサーチ機能拡充の一環として、2020年9月にGoogleホテル広告(Google Hotel Ads)との接続機能をリリース、その後、2021年4月に、Googleホテル検索上無料の予約リンク(Free Booking Links)にも対応し、トリプラを利用中の宿泊施設は、公式販売価格をGoogleホテル検索上に掲載することが可能でした。そして、この度の対応により、「Google Hotel Ads」 及び 「Free Booking Links」に、公式販売価格だけでなく、会員限定価格の表示も行えるようになりました。
これにより、通常価格よりもお得に設定している会員価格を、Googleホテル検索上に表示させることが可能となり、OTAよりも優位な料金表示を行えることで、公式サイトへの誘導を促進します。
<表示例>
■Saas型宿泊予約エンジン「tripla Book」 とは
宿泊施設の自社公式ホームページ向けの、SaaS型宿泊予約システムです。旅行者は最短4クリックで宿泊予約が完了する上、各種OTAとの料金比較を行った上で最安値が表示できる「メタサーチ機能」や、googleの検索結果に自社販売価格を掲載できる「googleホテル広告連携」など、宿泊施設の自社予約率を向上させるための機能が搭載されています。
また、宿泊施設の会員獲得を支援する「会員管理機能」、リピーターの利用を促進する「ポイントプログラム」、さらには組織単位で法人割引を適用した販売が可能になる「法人管理機能」も追加費用なしでご利用いただけます。
https://tripla.io/booking-engine/
<tripla Book導入先一例>
パレスホテル東京/ダイワロイネットホテルズ/マイステイズホテルグループ/京急イーエックスインホテルグループ/金谷ホテル
■メタサーチ連携「tripla Agent」 とは
「tripla Book」を通じて自社公式サイトで販売している宿泊料金を、「公式サイト価格」として、「Google Hotel Ads」及び、Googleホテル検索上無料の予約リンクや、「Tripadvisor」へ掲載が可能となります。トリプラのメタサーチ連携においては、システム連携作業ならびに月次運用をトリプラが担当するため、宿泊施設の作業負担を最小限に抑えながら、公式サイトへの流入促進が可能です。更に、今後も様々なメタサーチとの連携を予定しています。